米政府、金融危機で390兆円の資産保証=議会委員会報告

2009年 11月 6日 15:12 JST
 

 [ワシントン 6日 ロイター] 米議会の不良資産救済プログラム(TARP)監視委員会は6日、米政府が昨年保証した金融資産は4兆3000億ドルに達したと明らかにした。

 同委員会が発表した月次リポートは、米財務省、連邦準備理事会(FRB)、連邦預金保険公社(FDIC)が与えた保証は、これまでのところ、納税者のコストを最低限に抑えながら金融市場のパニックを鎮静化することに貢献したと評価した。

 リポートによると、FDICの銀行債務保証プログラムを通じて約174億ドルの手数料収入を得た一方、デフォルトを受けた支払額は200万ドルにとどまる見通し。

 同プログラムはかつて、シティグループの資産プール3010億ドルを保証しており、当初は「穏やかな」ストレスに関するシナリオの下でも346億ドルの損失が生じる可能性があると見込まれていた。

 しかし、シティグループが395億ドルに上る当初の損失を吸収したことから、納税者はその損失を負担する必要がなかった。

 同委員会は、金融市場が安定化し、保証プログラムの規模が縮小したことから、多額の支出が必要になる可能性は低下した、としている。

 
 
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