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米フォード、小型車の生産を中国に移管へ 2019年から
2017年6月21日 / 03:20 / 3ヶ月前

米フォード、小型車の生産を中国に移管へ 2019年から

 6月20日、米自動車大手フォード・モーターの幹部は、次世代コンパクトカー「フォーカス」を2019年から中国で生産し、北米に輸出する計画を発表した。重慶市にある同社の工場で2012年撮影(2017年 ロイター)

[デトロイト/ワシントン 20日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーター(F.N)の幹部は20日、次世代コンパクトカー「フォーカス」を2019年から中国で生産し、北米に輸出する計画を発表した。5億ドルの費用削減につながる見通し。

ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)の就任後、初の主要投資計画となる。フォードは当初、メキシコでフォーカスを生産することを計画していたが、マーク・フィールズ前CEOの下、中国で生産する計画が数カ月前から進めれてきたという。

同計画に伴い、米国内でトラックやスポーツ多目的車(SUV)の生産を拡大する見通しで、燃料価格安や消費者の需要の変化を背景に、戦略の転換を図っている兆候が垣間見られた。

フォード・グローバル事業のジョー・ヒンリックス社長は、中国に比べ、車両をメキシコで生産し米国へ輸出する方がコストは低いが、設備刷新が必要な工場が重慶市にある既存のフォーカス生産工場の1工場のみにとどまることから、大規模な資本の解放につながると指摘。トランプ米政権が国境調整税を導入し、中国製「フォーカス」に課税される可能性は残るものの、「資本節減がリスクを上回る」と強調した。

フォードは1月、トランプ大統領の批判を受け、メキシコ中部サンルイスポトシ州に16億ドルを投じて工場を建設する計画を撤回した。

ヒンリックス氏によると、ミシガン州ウェイン工場では2018年半ばにフォーカスの生産を終了し、同年終盤から中型トラック「レインジャー」、2020年に中型SUV「ブロンコ」の生産に移行する。

フォーカス生産の中国移管に伴い、米国内の雇用に影響は出ないとしている。

さらに、ケンタッキー州のトラック工場に9億ドルを投資し、今秋からデザインを刷新した大型スポーツ多目的車(SUV)「エクスペディション」や「リンカーン・ナビゲーター」の組み立てを開始する。「リンカーン・ナビゲーター」については中国に輸出する計画で、需要が拡大するようであれば、オハイオ工場でも大型SUVの組み立てを行うという。

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