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今週のドル/円は波乱含み、FOMCと予算教書への思惑が支え
2017年3月12日 / 23:36 / 6ヶ月前

今週のドル/円は波乱含み、FOMCと予算教書への思惑が支え

 3月13日、今週の外為市場でドル/円は、FOMCや米予算教書といった重要イベントを控えて、波乱含みの展開が予想される。FRB本部、2015年撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

[東京 13日 ロイター] - 今週の外為市場でドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や米予算教書といった重要イベントを控えて、波乱含みの展開が予想される。先行きの利上げペースや米国の減税・財政政策への思惑を支えに底堅さが意識される半面、結果が市場の期待に届かないリスクもくすぶる。

予想レンジはドル/円が113.50―116.50円、ユーロ/ドルが1.0500─1.0750ドル。

足元のドル/円相場では、景気回復に伴う米利上げへの思惑に焦点が当たっている。週前半のドル/円は、こうした側面から底堅さが見込まれる。

14─15日のFOMCでの利上げは大筋で織り込まれており、市場の関心は先行きの利上げペースに移ってきている。

声明やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を通じて「6月以降の利上げムードが高まるかどうかがポイント」(国内金融機関)とみられている。景気への自信や先行きの利上げにタカ派寄りの姿勢を示せばドル買い材料になる。

ただ、バランスシート縮小に関連して踏み込んだ議論があれば、株価が動揺してリスク回避の円買いが出るおそれもある。

最重要になりそうなのは、16日発表見通しの米予算教書。減税や財政政策に関して具体策が示されれば、ドル/円は上値を試しやすい。もっとも、トランプ政権の体制が整っていないことを見越して「市場の期待に届かない内容になる可能性もある」(同)との声も聞かれる。

15日にはオランダ国政選挙や米債務上限枠の期限到来など、別の重要イベントもあるが、いずれもリスク警戒の高まりは見られていない。15─16日の日銀会合は現状維持が見込まれている。

一方、原油価格が不安定な動きとなっている。「大崩れするならリスク回避の円買いが強まりかねない」(国内証券)と警戒されている。

ユーロは欧州中央銀行(ECB)による追加緩和への期待が後退しており、ドル買いの流れが強まっても対ユーロでは限定的と見られている。ただ、米利上げペースの加速や欧州政治リスクへの警戒も根強く、ユーロ買いの地合いの持続力にも関心が寄せられている。

為替マーケットチーム

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