東南アジア株式=総じて軟調、4─6月期は上昇
[バンコク 30日 ロイター] 30日の東南アジア株式市場の株価は総じて軟調。序盤は上昇し、シンガポールやクアラルンプール市場では景気回復期待や原油相場高を受けて株価は一時、約2週間ぶりの高値をつけた。しかし、終盤にかけて売りが膨らみ値を消した。
ただ、東南アジアの主要市場の4 6月期の株価は、アジア経済の力強い持ち直しに対する期待感を背景に1 3月期から上昇した。ただ、一部のアナリストは、相場の上昇がさらに続くのかについて疑念を持っている。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは、序盤に一時約2%高となり、6月15日以来の高値をつけたが、結局0.7%高で終わった。
個別銘柄では、DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が0.2%安となった半面、OCBC銀行(OCBC.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.1%高、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)が1.5%高。
クアラルンプール市場ではクアラルンプール総合指数(KLCI)が16日以来の高値まで上昇したが、引けはほぼ変わらずだった。
個別銘柄では、プランテーション大手のサイム・ダービーSIME.BKが1.4%安、ブミプトラ・コマースBUCM.KLが1.7%安。半面、メイバンク(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)とパブリックバンク(PUBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)はそれぞれ0.9%、0.6%上伸した。
バンコク市場の株価は休日を前に下落し、SET指数.SETIは0.7%安で終了した。5月の経済指標内容が力強い景気回復が間近に迫っていると受け止められなかったことから、銀行株の一角が売られた。
サイアム・コマーシャル銀行SCB.BKは2.3%安、アユタヤ銀行BAY.BKが4.6%安となった。
一方で、原油価格が2%超上昇し、約8カ月ぶりの高値をつけたことでエネルギー株が上昇、タイ石油会社(PTT)(PTT.BK: 株価, 企業情報, レポート)は0.3%高で引けた。
ジャカルタ市場は総合株価指数.JKSEが0.3%安。バンク・ラクヤット・インドネシア(BBRI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は4.6%安、マンディリ銀行(BMRI.JK: 株価, 企業情報, レポート)が1.6%安。
4 6月期の総合株価指数は約41%の上げとなり、東南アジア市場ではベトナムのホーチミン市場の主要株価指数の上げ幅(約60%)に次ぐ上昇幅となった。
このほか、マニラ市場.PSI の株価は1.2%安、ホーチミン市場.VNIは2.6%安で引けた。
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