指標予測=5月機械受注の予測値は前月比+2.1%、3カ月ぶり増加見通し

2009年 07月 3日 12:06 JST
 
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 [東京 3日 ロイター] ロイターがまとめた民間調査機関の予測によると、5月の

機械受注(船舶・電力を除く民需)の予測中央値は前月比2.1%の増加となった。3月、

4月と落ち込んだ反動で3カ月ぶりの増加となる見込みだが、日銀短観でも示されたよ

うに企業の設備投資計画は今年度大幅に落ち込んでおり、先行指標となる機械受注も、単

月での一進一退を続けながら当面は弱含みの展開となる可能性が高まっている。

 5月機械受注統計は8日午前8時50分に内閣府から発表される。

 5月民需について大半の調査機関で前月比増加を予想している。「足元では輸出や生産

が持ち直すなど明るい材料が出ており、機械受注減少テンポは大幅に緩和している」(第

一生命経済研究所)との見方もある。前月の受注動向では「自動車や電機からの受注に下

げ止まり感が見られた」(内閣府)ため、これまでの大幅悪化に比べると製造業の一部に

減少幅緩和の動きも出てきた。

 その一方で「5月の増加予測は、前月の一般機械や運輸業の大幅減の反動にすぎない。

前年同月比でマイナス幅拡大となりそうで、むしろ抑制圧力は強まっていきそう」(みず

ほ証券)との慎重な声もある。

 設備投資の先行指標としての意味合いを持つ機械受注だが、09年度の設備投資につい

ては1日発表の日銀短観では6月調査としては極めて稀に3月調査よりさらに下方修正と

なり、全規模全産業で前年度比17.1%減となっている。設備過剰感も全体として強ま

っていることが明らかとなり「需給ギャップが急速に縮小すると想定できない以上、設備

投資の本格回復も当分見込める状況にはない」(農林中金総研)と見られている。

 短期的には、すでに発表されている4─6月の機械受注見通しが前期比5.0%減少と

5期連続の減少予想となっており、全体としてはまだ弱含みの展開が続きそうだ。

 各社の予想は以下の通り。

 

<機械受注(船舶・電力除く民需)、%>

                  前月比   前年比

中央値      +2.1     -34.5

最大値              +6.0    -32.6

最小値             -5.0 -39.8

――――――――――――――――――――――――――――――――

社名        予測者名 (敬称略)

三菱UFJリサーチ&コンサルティング 鶴田零 6.0 -32.6

三井住友アセットマネジメント 宅森昭吉 5.9 -32.9

日興シティ 劔崎仁 5.3 -32.8

BNPパリバ 白石洋 4.5 -33.8

日本総研 枩村秀樹 4.3 -33.7

野村証券金融経済研 木内登英 4.1 -34.0

新光総研 宮川憲央 4.1 -34.0

第一生命経済研 齋藤俊輔 4.0 -33.9

UBS証券 n/a 3.7 n/a

みずほ証券 清水康和 3.5 -34.4

大和総研 熊谷亮丸 3.3 -34.4

クレディ・スイス証券 n/a 3.0 n/a

信金中金総研 角田匠 3.0 -34.5

三菱UFJ証券 澤野哲郎 3.0 -34.5

大和SMBC 野口麻衣子 3.0 -35.0

岡三証券 嶋野徹 2.8 n/a

バークレイズ・キャピタル 森田京平 2.1 -35.3

バンクオブアメリカ証券─メリルリンチ 大久保琢史 2.0 n/a

カリヨン証券 佐藤芳郎 2.0 -37.0

インフォーマ・ジャパン 荒田健児 1.7 -35.5

ゴールドマン・サックス 李智雄 1.6 n/a

マネックス証券 村上尚己 1.5 n/a

大和住銀投信投資顧問 柿沼点 1.5 -35.3

HSBC証券 白石誠司 1.0 -35.6

みずほ総研 草場洋方 1.0 -36.0

モルガン・スタンレー 佐藤健裕 -0.6 n/a

三菱総研 対木さおり -0.8 -34.2

JPモルガン 中村美和子 -1.0 n/a

RBS証券 西岡純子 -1.4 -37.5

ドイツ証券 安達誠司 -2.5 n/a

IFRマーケッツ George Worthington-3.0 -38.5

ニッセイ基礎研 斎藤太郎 -3.1 -38.4

農林中金総研 南武志 -5.0 -39.8

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 (ロイター日本語ニュース 中川泉記者)

 
 

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