指標予測=6月国内企業物価は前年比‐6.4%、1987年1月を下回り過去最大のマイナスへ
[東京 3日 ロイター] ロイターが民間調査機関の予測をまとめた結果、6月の国
内企業物価指数(CGPI)の予測中央値は前年比6.4%低下(5月5.4%低下)と
なり、6カ月連続の前年割れとなる見込み。1987年1月(6.1%低下)を下回り、
過去最大のマイナスとなる見通しとなった。前月比では0.1%低下、10カ月連続マイ
ナスの見込み。日銀は10日午前8時50分に同指標を発表する。
前年は原油価格が急騰しており、エコノミストからは「昨年夏場にかけて急騰した反動
で、前年比では一段と下落率が拡
大するだろう。商品市況の反発による石油製品や非鉄の上昇、電力料金の値下げ幅縮小な
どで前月比ベースでは下げ止まってきた」(信金中金総合研究所)との分析が示されてい
た。また「需給バランスの悪化から最終財の価格下落が全体を圧迫し続ける公算だ」(R
BS証券)とのコメントがあった。
今後の展望については、夏場にはマイナス幅がピークに達するとの見通しが出ている。
「国内企業物価の前年比は7─9月にマイナス8%近辺に達する見込み」(モルガン・ス
タンレー)との声や、「原油、非鉄金属価格は足元で上昇基調にあることから、昨年の裏
の影響が一巡する秋以降には、国内企業物価はマイナス幅を縮小させていく可能性が高
い」(第一生命経済研究所)という。
各社の予想は以下の通り。(%)
前月比 前年比
中央値 -0.1 -6.4
最大値 0.4 -5.6
最小値 -0.3 -6.6
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
社名 予測者名(敬称略)
マネックス証券 村上尚己 n/a -5.6
ゴールドマン・サックス 李智雄 n/a -5.8
三井住友アセット 宅森昭吉 0.4 -5.9
野村証券金融経済研 木内登英 n/a -6.0
バンクオブアメリカ証券─メリルリンチ 大久保琢史 n/a -6.0
BNPパリバ 加藤あずさ 0.2 -6.1
みずほ総研 千野珠衣 0.0 -6.2
モルガンスタンレー 佐藤健裕 n/a -6.3
クレディスイス ── n/a -6.3
JPモルガン 中村美和子 0.1 -6.3
第一生命経済研究所 中本泰輔 0.0 -6.3
HSBC 白石誠司 0.0 -6.3
農林中金総研 田口さつき -0.1 -6.4
カリヨン証券 松永芽里 -0.1 -6.4
インフォーマジャパン 荒田健児 -0.1 -6.4
三菱UFJリサーチ&コンサルティング鶴田零 -0.1 -6.4
ニッセイ基礎研 斎藤太郎 -0.1 -6.4
三菱UFJ証券 澤野哲郎 -0.1 -6.4
信金中金総合研究所 角田匠 -0.1 -6.4
ドイツ証券 安達誠司 -0.1 -6.4
日興シティ 劔崎仁 -0.1 -6.4
大和住銀投信投資顧問 柿沼点 -0.2 -6.4
大和SMBC 野口麻衣子 -0.2 -6.5
みずほ証券 清水康和 -0.2 -6.5
RBS証券 西岡純子 -0.2 -6.5
新光総合研究所 宮川憲央 -0.2 -6.5
IFRマーケッツ George Worthington -0.2 -6.5
バークレイズ・キャピタル 森田京平 -0.3 -6.5
大和総研 熊谷亮丸 n/a -6.6
日本総研 枩村秀樹 -0.3 -6.6
三菱総研 対木さおり -0.3 -6.6
過去の関連記事は[RS & JPCGPY=ECI]をダブルクリックしてご覧ください。
(ロイター日本語ニュース 寺脇 麻理記者)
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
好決算でも足元の株価は慎重
好決算を株価が織り込むタイミングは、地合いが落ち着いてからとの見方が出ている。 記事の全文





日本
米国