今週のクレジット市場=一般債の購入意欲高い、CDS指数はレンジ形成

2009年 11月 9日 06:47 JST
 
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<対国債スプレッド>

政保債(地方公)10年 3.5─4.0bp 銀行債(みずほ)5年 25─26bp

地方債(都債) 10年 7.5─8.0bp 電力債(東電)10年 12─13bp

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 [東京 9日 ロイター] 今週のクレジット市場では投資家が余剰資金を抱えている

ことから地方債など一般債の購入意欲を高める見通し。スプレッドは良好な需給を背景に

緩やかながらタイト化圧力がかかりやすくなるとの見方が多い。クレジット・デフォルト

・スワップ(CDS)市場は方向感に乏しい展開が予想されている。社債発行減によるヘ

ッジ需要減退でタイト化圧力がかかりやすいが、日本航空(JAL)(9205.T: 株価, ニュース, レポート)

<0#9205=JFI>やアイフル(8515.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8515=JFI>の再建問題が足かせとなりやすい。指標と

なるiTraxxJapanシリーズ12ITJJP5Y=GFは100ベーシスポイント(bp)

台前半を中心にレンジを形成しそうだ。

 一般債に対する買い需要はこれまで以上に強まる可能性が高い。国債金利の上昇が一般

債利回りを押し上げており、新発債の消化を促す大きな材料となっている。「新発の国内

普通社債(SB)の供給圧力が弱いだけに、地方債に運用資金が集まりやすい。タイトな

スプレッドを容認して買わざるを得ない面もある」(国内証券)との指摘があった。

 新発債の売れ行きが良好なことから、証券会社の在庫は少なく、流通市場でも品薄感が

強い。既発SBについて、ある銀行系証券のディーラーは「スプレッドは品不足を反映し

て著しくタイト化している。タイトなオファーが出やすい」と述べた。

 

 今週も地方債の起債ラッシュとなる。横浜市<0#0154=JFI>、大阪府<0#0104=JFI>、共同

発行市場公募地方債<0#0128=JFI>などが期間10年、兵庫県<0#0106=JFI>などが期間20

年、静岡県<0#0107=JFI>が期間20年・30年を選択して起債に踏み切る見通し。マーケ

ットでは、超長期債の起債が集中するとの見方が出ている。「金利上昇によって地方債の

利回りも切り上がっていることから、投資家が購入意欲を高めている。現行の金利水準な

らば、順調に消化できる」(国内証券)との指摘があった。

 企業決算では「産業活力再生特別措置法所定の特定認証紛争解決手続」(事業再生AD

R手続)を申請したアイフルが11日、公的機関の「企業再生支援機構」を活用し事実上

国の傘下で再建を進める方針が打ち出された日本航空が13日にそれぞれ発表する予定と

なっている。

 <CDSは方向感乏しい、個別需給はタイト化>

 CDS市場は方向感に乏しい展開が見込まれている。国内SBの需給は高格付け銘柄を

中心にタイトな状況が続いている。CDSでのヘッジニーズも限られており、タイト化し

やすい状況が続きそうだ。企業の決算発表が一巡したことで「決算内容の良し悪しでSB

銘柄の選別色が強まる可能性」(国内証券)があるだけに、好決算企業を中心に個別銘柄

のタイト化が進みそうだ。

 もっとも経営再建問題を抱えるアイフルや日本航空の決算発表を控えていることもあり

一方向に相場が動くことも考えにくい。「世界景気先行きに対する見方が交錯。国内でも

民主党政権の政策運営に対する不透明感などが加わり、株・金利など他市場の動向も見通

しにくい」(国内金融機関)として、材料待ちの様相を強めそうだ。

CDSの情報は、<JPN/CDS1>MARKITCDSITJJP5Y=GFをダブルクリックしてご覧下

  さい。なお、契約によっては、ご覧頂けないこともあります。

 
 

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