〔外為マーケットアイ〕英ポンドが堅調、1992年のポンド危機以来の高値をつける
〔外為マーケットアイ〕
<17:04> 英ポンドが堅調、1992年のポンド危機以来の高値をつける
ドルが全面的に売られている。英ポンド/ドルは一時1.9565ドル付近まで上昇し、イギリスが欧州の固定相場メカニズムから脱退を迫られた1992年9月のポンド危機以来の高値をつける展開になった。米投資家のジョージ・ソロス氏が英ポンド売りを浴びせたことで知られ、英ポンドは約3カ月で25%急落した。
英ポンド高の背景について市場では、イングランド銀行(中央銀行)の利上げ観測や企業の合併・買収(M&A)などに伴う資金流入、中央銀行の外貨準備分散先になっているとの思惑などがあると見られている。また「年末にかけては、英企業による本国への利益送金が出る傾向にあるようで、これも英ポンドを支援しているとの見方がある」(国内証券)との声もあった。英ポンド/円は1998年10月以来約8年ぶり高値圏の226円後半で推移している。
<14:32> ドル116.05円付近に下落、日銀審議委員発言などで
ドル/円は116.03/08円付近に下落してきている。市場筋によると、野田日銀審議委員が「市場の12月利上げ観測の高まりは素直に受け止めたい」などと発言したことを受けて円が買われたほか、月末日にからむ輸出企業のドル売り/円買いも出たという。ユーロ/ドルも1.3174/78ドル付近に強含み、ドルがやや軟調に取引されている。
<13:30> ドル116.20円付近、上値やや重い
ドル/円は116.18/23円付近。午前には投資信託の設定にからむ円売りの思惑などで116.56円まで強含んだが、英フィナンシャルタイムズ紙(30日付)の記事などが話題になって日銀の年内追加利上げの思惑が浮上し、一時116.15円まで円が買われた。市場筋によると、その後はやや上値が重くきょうの安値圏でのもみあいになっている。
午後2時からは日銀の野田審議委員が記者会見を行う予定。野田審議委員は午前に岡山での金融経済懇談会で挨拶し、市場参加者は先行きある程度の政策金利上昇を織り込んでいるので、経済・物価情勢が見通し通り推移しているにもかかわらず、これに合わせた政策金利の調整をしなければ、わが国経済の息の長い成長を妨げる可能性を高めてしまうことになると述べた。
<11:35> ドル116.20円付近、海外ファンドの売りが急落のきっかけか
ドル/円が116円半ばから前半へ急落した際、上値で海外ファンドと見られる向きがまとまった売りを出したことが、下げのきっかけになったとの声が出ている。「仲値公示終了後に上値のストップを狙った買いが入っていたタイミングで、カウンターのように売りが出てきた」(都銀)という。
ドル/円の急落を受けて、ドル売りが波及する形でユーロ/ドルが一時、1.3140ドル付近から1.3170ドル付近まで小幅上昇した。市場では一部アジア中銀のユーロ買いが入ったとの声が出ている。
<11:19> ドル116.25円付近に反落、年内利上げ観測高まるとの報道で
ドル/円が116.17/25円付近に反落。英フィナンシャルタイムス紙が、前日の10月鉱工業生産を受けて、市場で12月にも利上げが行われるとの観測が強まったと伝えたことが手がかり、との声が複数出ている。月末で円売りが強まるとの見方から、ドルを買い持ちにした向きのストップロスを巻き込んで売りが加速したという。
<11:02> 豪ドルが堅調、小売売上高が予想上回る
オーストラリア統計局が日本時間30日朝に発表した10月小売売上高が、前月比0.8%増と事前予想の同0.4%増を上回ったことで、豪ドルが対ドル、対円ともに上昇。豪ドル/円は朝方の91.00円付近から91.35円付近へじり高となり、2005年12月以来の高値圏に上昇している。豪ドルやNZドルなどの高金利通貨は引き続き「個人投資家の買い人気を集めており、小口だが買いが続いている」(都銀)として、豪ドルの91円台前半も買い意欲が強まっている。市場筋によると、豪ドル/円は91円半ば付近まで上昇すると、1998年8月以来の高値圏へ突入する。
<10:42> ドル116.45円付近、上値のストップ狙いも
ドル/円は116.46/49円付近へじりじりと上昇してきた。仲値では輸出企業などの売りも入ったが、その後も投信や機関投資家の買いが断続的に入り、上値を押し上げているという。116.50円より上値には、これまでドルを売り込んだ向きが損失確定の買い戻しに動くストップロスが設定されており、短期筋などがストップ狙いの買いを入れているとの声も出ている。
<10:17> ドル116.45円付近、投信や機関投資家の買い
ドル/円は116.42/45円付近でしっかり。仲値では投信や一部機関投資家、輸入企業などの買いが入ったものの「輸出企業などの売りなども小口ながら件数が多い」(国内金融機関)といい、仲値公示を経てドル/円が大きく上昇するには至らなかった。しかし投信の円売りはボーナス前にも関わらず「前日夕方(のドル/円上昇時)にも出ていた」(都銀)といい、円相場全般を弱含みにする要因との見方が出ている。
<09:32> ドル116円台前半、底堅い動き
午前9時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から底堅い動きが続き、116円台前半で取引されている。前日海外の流れを受けてドルの下値に買い意欲を示す声が出ているものの、116円台半ばから後半にかけては輸出企業などの戻り売り注文が多く、朝方から値動きが鈍っているという。市場では月末とあって、きょう設定される投資信託の動向に関心を寄せる声が複数出ている。
(東京 30日 ロイター)
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