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ドル/円は戻り試す、FRB高官発言に注目=今週の外為市場
2016年3月21日 / 23:42 / 2年前

ドル/円は戻り試す、FRB高官発言に注目=今週の外為市場

 3月22日、今週の外為市場でドル/円は、ドル安の流れからの戻りを試す展開になりそうだ。2011年8月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 22日 ロイター] - 今週の外為市場でドル/円は、ドル安の流れからの戻りを試す展開になりそうだ。複数の米連邦準備理事会(FRB)高官が4月利上げの可能性に言及したことが伝わっており、織り込みが進めばドル/円も上昇が見込まれるという。

今週は「重量級」の経済指標は予定されておらず、引き続きFRB高官の発言が注目されそうだ。

予想レンジはドル/円が110.00―113.50円、ユーロ/ドルが1.1150―1.1500ドル。

日本の休日に当たった21日は、投機筋主導で下方向を試す展開が警戒されたものの、底堅い相場となった。朝方に111円前半に下押した後、海外時間にかけ、米アトランタ地区連銀のロックハート総裁など複数のFRB高官が4月利上げの可能性に言及したことが伝わり111円後半に値を戻した。

FOMCのハト派な内容が米追加利上げ期待を後退させ、ドルの上値の重さが意識されていたが、足元ではFRB高官のタカ派的な発言を受け、早期追加利上げへの思惑の織り込みからドル/円が底堅い動きとなっている。目先は上値の重さも意識されているが、国内勢によるリパトリエーション(資金の本国還流)の動きが週後半にかけて収束に向かえば、ドル/円の下押し圧力が弱まるとの見方もある。

ただ、米株価は年初からの下落局面で切り返した後、足元では年初の水準まで値を戻してきており、いったん上値が重くなりかねないとの見方もある。米株価や原油価格が崩れれないかを警戒する声も出ている。

米国では、住宅関連指標のほか、24日に耐久財受注、25日に10─12月国内総生産(GDP)確定値といった指標の発表がある。「米経済指標は強弱見られており、早期追加利上げへの思惑につながるかがポイント」(国内金融機関)との指摘も出ている。

25日は米国などで聖金曜日の休日に当たる。「連休前のポジション調整で相場が不安定になりやすい」(別の国内金融機関)との見方も聞かれる。ドル/円の日本サイドでは、25日に消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。

一方、ユーロはドルが調整する局面があればもう一段の上昇を試す展開が想定されている。ユーロ圏では22日に独Ifo景況感指数や、独ZEW景況感指数の発表が予定されている。

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