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ドル/円は底堅い、上昇の決め手を欠きもみ合いか=今週の外為市場
2017年2月19日 / 23:14 / 7ヶ月前

ドル/円は底堅い、上昇の決め手を欠きもみ合いか=今週の外為市場

 2月20日、今週の外為市場でドル/円は、トランプ米政権の政策や米早期利上げへの思惑がくすぶり底堅いが、上昇の決め手も欠くことから上値は限られ、狭いレンジでの推移が想定される。都内で2013年撮影(2017年 ロイター/Shohei Miyano)

[東京 20日 ロイター] - 今週の外為市場でドル/円は、トランプ米政権の政策や米早期利上げへの思惑がくすぶり、底堅い展開になりそうだ。ただ、上昇の決め手も欠くことから上値は限られ、狭いレンジでの推移が想定される。

予想レンジはドル/円が112.00―115.00、ユーロ/ドルが1.05―1.08ドル。

日米首脳会談を無難に通過したことで、米国の過度な保護主義やドル高けん制への警戒感は後退している。一方で、米経済指標の堅調な数字や米連邦準備理事会(FRB)高官らによるタカ派寄りの発言が目立ち、米早期利上げへの思惑も根強く相場は支えられそうだ。

月末にトランプ米大統領の議会演説を控えていることもあって、減税や財政出動への思惑がくすぶりやすく、みずほ証券のチーフFXストラテジスト、鈴木健吾氏は「ドル/円は上方向のバイアスかかりやすい」と指摘する。

ただ、目先はトレンドに影響しそうなイベントに乏しく「ドル買いの決め手にも欠く。115円はなかなか超えられそうにない」(みずほ証券の鈴木氏)という。

22日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が発表される。目新しい材料は期待薄とみられているが、このところのFRB高官らの発言を踏まえて、議事要旨では「どちらかといえば、タカ派材料を探すことになるのではないか」(国内金融機関)という。

目先の関心は米政策の行方に移っており、トランプ氏のツイッターなどの発言で市場の思惑が高まる局面もあり得るが、具体性を欠く内容なら反応は限定的とみられている。

米国ではこのほか、複数の住宅関連指標などの発表が予定されている。20日は休日。

日本では20日に貿易収支の発表がある。トランプ氏の「貿易不均衡」発言を踏まえて貿易黒字が膨らめば下方圧力が意識されやすいとの警戒感はやや後退している。原油価格が一時期に比べ持ち直しにあることから、無難な数字を見込む向きは多い。

ユーロも1.05ドル付近で底堅さが意識される一方、「上昇してもショートカバー中心で、トレンドは出そうにない」(別の国内金融機関)といい、狭いレンジでの推移が見込まれている。

フランス大統領選への警戒感がくすぶるほか、経済指標としては、21日にユーロ圏の製造業・サービス業PMI速報、22日に独IFO景気指数の発表が予定されている。

為替マーケットチーム

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