ユーロ圏金融・債券市場・終盤=下落、ECB理事会が出口戦略着手を示唆

2009年 11月 6日 04:39 JST
 
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        (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.265 (+0.030)  0.400(0.447)

独連邦債2年物 1.319(1.325)

独連邦債10年物(12月限) 121.07 (‐0.18) 3.345(3.321)

独連邦債30年物   4.108(4.098)

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 [ブリュッセル 5日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は下落。欧州中央銀行

(ECB)のトリシェ総裁が1年物資金供給オペを延長しない可能性を示唆した。

 独連邦債10年物利回りが上昇し、一時、9月以降初めて3.39%を上回った。

 トリシェ総裁はECB理事会後の記者会見で、景気が上向いていることを示す兆候を認

識しているとし、1年物オペについて、12月の実施を最後に延長されないとの市場の見

方を「払拭する」ことはしないと語った。

 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の債券ストラテジスト、ハービン

ダー・サイアン氏は「トリシェ総裁の会見は、成長見通しを強調し、穏やかなタカ派的と

いえる内容だった。1年物オペを12月に実施後、延長はしないと強く示唆した。これは

一種の出口戦略だ」との見方を示した。

 ECBは政策金利を予想通り1.0%に据え置いた。

 独連邦債先物12月限FGBLc1は前日の清算値から24ティック安の121.01。一

時120.66まで下落した。

 独連邦債利回りは大半が上昇。10年物EU10YT=RR利回りは前日比3.4ベーシスポ

イント(bp)上昇し3.351%となった。

 同2年物EU2YT=RR利回りは前日比ほぼ変わらずの1.312%。一時1.38%まで

上昇した。

 この結果、2・10年物の利回り格差は203bpに拡大した。

 KBCのストラテジスト、ボブ・メイズ氏は「1年物オペの終了が12月理事会で正式

に発表されると予想している。それは出口戦略の始まりを意味する」と述べた。相場が安

値から戻したことを指摘し、これは市場でもある程度予想されていると話した。

 この日は、イングランド銀行(英中央銀行)が金融政策委員会で資産買い入れプログラ

ムの総額を従来の1750億ポンドから2000億ポンドへ250億ポンド増額すること

を決定した。一部では500億ポンド増額されるとの見方が出ていたことから、決定を受

けて英国債は圧迫された。

 

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