シドニー外為・債券市場=豪ドルは対ユーロで3カ月ぶり高値、債先はまちまち
[シドニー 2日 ロイター] 2日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場は、豪貿易
統計やユーロ圏の利下げ観測を背景に、対ユーロで12週間ぶり高値に急伸した。対米ド
ルでは1豪ドル=0.70米ドルを突破した。
豪ドルは対ユーロで0.5302ユーロと、1月7日以来の高値をつけた(前日終盤は
0.5214ユーロ)。対米ドルでは0.7031米ドルに急伸した(同0.6880米
ドル)。
この日発表された2月の豪貿易収支で、貿易黒字額がほぼ倍増した。世界的な不況の中
で資源輸出が好調を維持する一方、輸入は内需低迷で落ち込んだ。
欧州中央銀行(ECB)が政策金利を50ベーシスポイント引き下げ過去最低の1%に
するとの観測が浮上し、豪ドルの買いにつながった。またECBが、景気刺激策として社
債買い取りなど量的緩和に乗り出すとの憶測もある。
RBSのアナリスト、アラン・ラスキン氏は、通貨安を招く量的緩和策を豪州当局が採
用する可能性は低く、ECBが量的緩和策を採用した場合、豪ドル相場が長期的に押し上
げられる公算があるとの見方を示した。
一方、豪債券先物相場は、安全資産を求める買いの勢いが衰え、序盤の上げが削られた。
3年物は0.03ポイント安の96.61、10年物は0.02ポイント高の95.64
となった。
〔豪ドル/米ドル〕
0515GMT 0.7031
0000GMT 0.7001―0.7006
前営業日終値 0.6880―0.6882
〔10年債先物6月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)
0515GMT 95.64(+0.02)
0000GMT 95.65(+0.03)
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