シドニー外為・債券市場=豪ドル堅調、債券先物は下落

2009年 05月 22日 18:09 JST
 
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 [シドニー 22日 ロイター] 22日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場AUD=

は、軟調な米ドルに対して8カ月ぶりの高値に上昇。最高格付けの米国債が格下げされる

可能性への懸念から米ドルが売られた。

 ニュージーランドドルやユーロなど、大半の高利回り通貨は米国債格下げ懸念から買わ

れ、最近つけた数カ月ぶり高値近辺で推移した。

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日、英国の格付け見通

しを「安定的」から、格下げの可能性がある「ネガティブ」に引き下げたと発表。政府債

務の増加を問題視し、現在最上級の「AAA(トリプルA)」に設定されている長期国債

の格付けが引き下げられるリスクがあると警告した。これを受けて国債を大量発行し、巨

額の財政赤字を積み上げている国々が注目され、米国債格下げ懸念が生じた。

 ANZのシニアエコノミストは「きょうは主に米ドル安が材料だった」と指摘。投資家

は米国の債務が高水準にあることを懸念しているという。

 午後4時半(0630GMT)時点で豪ドルは1豪ドル=0.7798米ドル。一時は

8カ月ぶりの高値となる0.7823米ドルをつけた。前日のシドニー市場の相場は

0.7773米ドル。

 豪ドルは今週3%あまり上昇。今週の大半は、株式市場の上昇や豪州の高利回り、そし

て中国の景気回復の兆候が増えていることに支援された。

 今週のアジア株の上昇基調が22日の市場では弱まる中、豪ドルは対円で低迷。円は、

与謝野財務相が市場介入を検討していないと述べたのを受け、対米ドルで約2カ月ぶり高

値に上昇した。シドニー市場終盤の対円相場は1豪ドル=73円31銭と、前日終盤の

73円49銭を下回っている。

 豪債券先物相場は米国債安につれて下落。供給増懸念を背景に、長期債が世界のトレン

ドに追随する形で、より大幅に下げた。3年債6月限は0.05ポイント安の95.92、

10年債6月限は0.10ポイント安の94.805。

〔豪ドル/米ドル〕

0630GMT 0.7798

0300GMT 0.7802―0.7804

前営業日終値  0.7773―0.7776

〔10年債先物6月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)

0625GMT 94.805( 0.10)

0300GMT 94.795( 0.11)

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