シドニー外為・債券市場=豪ドルは高値から下げる、債先も下落
[シドニー 22日 ロイター] 22日のシドニー外国為替市場の豪ドルの対米ドル
相場AUD=D4は、この日の高値から下落した。米銀の健全性をめぐる根強い懸念が相場を
圧迫したもよう。
豪ドルの値動きは、アジア太平洋株(日本除く)に関するMSCI指数
.MIAPJ0000PUSの上昇に珍しく逆行する形となった。ガイトナー米財務長官が21日、
米銀行の大半が十分な自己資本を持っていると発言したことについて、通貨投資家が懐疑
的であることを示唆している。
ANZのストラテジスト、エミー・オースター氏は「株式市場は今は独自の動きをして
いる。通貨投資家はガイトナーのコメントで極度に活気づいているわけではない」と指摘
した。
豪ドル相場は1豪ドル=0.7055米ドルと、この日の高値の0.7129米ドルを
下回っているが、依然として前日のシドニー市場終盤0.7013米ドルを上回ってい
る。
豪ドルは対円AUDJPY=でも1豪ドル=69円41銭と、この日の高値71円48銭を
下回っているが、前日の68円90銭を依然上回っている。
豪債券先物相場は、米国債がアジア取引で上昇したにもかかわらず、下落した。前日の
急伸の後で投資家が幾分利食い売りを出した。3年債6月きりYTTc1は0.055ポイ
ント安の96.47、10年債6月きりYTCc1は0.095ポイント安の
95.535。
この日発表された第1・四半期の豪基調インフレが前期比1.1%上昇と、市場予想(
0.8%上昇)を上回ったことを受けて、豪政策金利が底に近い水準にあるかもしれない
との市場観測が浮上した。アナリストらによると、このインフレ統計は経済成長がまた落
ち込んだ場合のRBAの追加利下げの可能性をなくすものではないが、最終的に政策金利
がどこまで下がるかを抑制するかもしれないという。
〔豪ドル/米ドル〕
0615GMT 0.7055
0254GMT 0.7067―0.7069
前営業日終値 0.7013―0.7016
〔10年債先物6月きり〕(カッコ内は前営業日清算値比)
0615GMT 95.535(―0.095)
0254GMT 95.555(―0.075)
記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.



日本
米国