シドニー外為・債券市場=豪ドル2週間ぶり安値から小幅戻す、債券先物は堅調
[シドニー 3日 ロイター] 3日のシドニー外国為替市場の豪ドルの対米ドル相場
は、海外取引でつけた約2週間ぶりの安値水準から1セント近く回復した。米雇用統計が
予想より悪い内容だったことを受けて世界的な景気回復への疑念が新たに生じたが、オー
ストラリアの経済指標が強い内容だったことが支援材料となった。
米雇用統計は世界的に株価や商品(コモディティー)相場を圧迫したが、豪経済指標で
は需要が非常によく持ちこたえていることが示された。豪統計は、豪準備銀行(RBA、
中央銀行)が7月7日に政策金利を3%のまま据え置くとの観測を強めるものとみられる。
3日発表された6月の豪新車販売台数は過去3番目の高い水準となった。またサービス
業の活動を示す指数は15カ月ぶりに拡大を示した。
今週発表された5月の豪小売売上高は堅調なペースでの増加となり、第1四半期に景気
後退局面入りを回避した豪経済が幅広く回復しつつあるとの見方が強まった。
コモンウェルス銀行のチーフエコノミスト、マイケル・ブライス氏は「最近の一連の経
済統計はオーストラリアの経済・金融が比較的健全であることを際だたせている」と述べ
た。
午後4時15分(0615GMT)時点で豪ドルは1豪ドル=0.7989米ドルと、
2日のシドニー市場終盤の0.8045米ドルを下回っているが、海外取引でつけた約2
週間ぶり安値の0.7900米ドルからは上げている。
豪ドルはまた、対円での急落から幾分下げ幅を縮小し、3日午後終盤の段階では1豪ド
ル=76円78銭付近。米雇用統計を受けてレバレッジド・ポジションが巻き戻される中、
一時は6月24日以来の安値となる75円77銭をつけた。
豪債券先物相場は、投資家が安全な資産を求めたことを背景に上伸。ただシドニー市場
の取引終盤にかけて上げ幅を幾分縮小した。3年債9月限は0.08ポイント上伸し、
95.48。10年債9月限は94.60と変わらず。一時は94.715まで上伸して
いた。
〔豪ドル/米ドル〕
0615GMT 0.7989
0230GMT 0.7961 0.7964
前営業日終値 0.8045 0.8047
〔10年債先物9月限〕(カッコ内は前営業日精算値比)
0615GMT 94.60(変わらず)
0230GMT 94.66(+0.060)
原文参照番号[nSYD536622](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した
記事でも380日以内であれば[ID:nSYD536622]でご覧になれます。なお、契約の内容に
よっては、原文がご覧いただけない場合もあります)
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.



日本
米国