シドニー外為・債券市場=豪ドルは米ドル高受け軟調、債先はまちまち
[シドニー 1日 ロイター] 週明け1日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場は、
米ドル高やキャリー取引規制の動きを受けた円の上昇を受けて軟調に推移した。
1豪ドル=0.8826米ドルAUD=と、前日終値(0.8930米ドル)から下落。
好調な米経済指標が発表されて米ドルが上伸した後は、一時一週間ぶりの安値となる0.
8775米ドルまで値を下げた。2009年12月以来の安値である0.8735米ドル
を試す水準で、そこを割ればさらに09年10月以来の安値0.8566米ドルまで下落
する可能性もある。
2日のオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の政策決定会合で大方の予想通り
政策金利が4.0%まで引き上げられれば、豪ドルへの支援材料となり得る。ただし
「4.0%までの利上げは大きな問題でない。ニュートラルな水準と言える4.5%ま
で、いかに早く到達するかが問題だ」(ウェストパック銀行の主任ストラテジスト、ロバ
ート・レニー氏)との声もある。レニー氏によると、RBAが4.5%までの利上げを急
ぐ必要性を感じていないことを示唆すれば、豪ドル相場への重しになる可能性があるとい
う。
リスク回避の動きを受け、豪ドルAUDJPY=Rは対円でも下落。1豪ドル=79円03銭
と6週間ぶり安値をつけた。英紙サンデー・タイムズは、英金融サービス庁(FSA)長
官が、キャリー取引規制に向けて前向きな姿勢を示したと報じた。豪ドルはキャリー取引
の投資先として最も好まれる高利回り通貨の一つで、規制の動きは相場への圧力となる見
通し。
豪債券先物はまちまち。3年物YTTc1は0.01ポイント高の95.160、10年
物YTCc1は0.01ポイント高の94.545。
〔豪ドル/米ドル〕
最新値 0.8826
前営業日終値 0.8930
〔10年債先物3月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)
最新値 94.540(─0.015)
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