アジア通貨動向(16日)=ウォンが小幅上昇、シンガポールドルの先高観強い
[シンガポール 16日 ロイター] 16日のアジア通貨市場は韓国ウォンが対ドルで小幅上昇、シンガポールドルはマレーシアリンギに対し2週間ぶり高値付近で推移した。
韓国ウォンKRW=は対ドルで一時0.6%上昇し1195.7ウォン。しかし株式市場が下落に転じたことやドルのショートカバーで上げの大半を失った。一部の参加者がドルを積み増したほか、輸入筋がドル買いを入れた。
外資系銀行のディーラーによると、外国勢の韓国株買いに関連した需要がウォンを支えている。
マレーシアリンギはシンガポールドルに対し2.3280リンギと堅調に寄り付いたが、2.3320リンギと前日つけた2週間ぶり安値付近に下げている。
市場ではシンガポールドルの先高観が強いという。アナリストによると、第2・四半期の経済成長が強かったことが支援材料で、通貨も依然として中銀の許容レンジ内にあるという。
OCBC銀のストラテジストによると、リンギは今年前半にかなり上げているうえ、中銀の利上げも緩慢なペースで進むとみている。
タイバーツTHB=は1カ月ぶり高値の1ドル=32.21バーツ付近で推移。最近のユーロ高やドル安に連れている。
国内銀行のディーラーは「ユーロがきょう1.29ドル超えの水準を維持すれば、次の上値抵抗は1.32ドルだ。こうなるとバーツが来週32.20バーツを突破する可能性は5割となり、そうなると月末までに32.10、32.00バーツに上昇する可能性がでてくる」と述べた。
ドル/人民元のノンデリバラブル・フォワード(NDF)は、1年物CNYNDFOR=が6.6590元で、ほぼ変わらず。中国当局がどの程度の元上昇を容認するか、見方が分かれている。
スポット市場CNY=CFXSでは6.7742元。きょうの基準値は6.7718元だった。
*0546GMT(日本時間午後2時46分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。
シンガポールドル 1.3752
台湾ドル 32.115
韓国ウォン 1202.00
タイバーツ 32.20
フィリピンペソ 46.30
インドネシアルピア 9050.00
インドルピー 46.75
マレーシアリンギ 3.2070
人民元 6.7741
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