UPDATE1:アジア通貨動向(27日)=上昇、ウォンは5週間ぶり高値
[シンガポール 27日 ロイター] 27日のアジア通貨市場では、韓国ウォンが5週間ぶり高値に上昇し、アジア通貨の上昇をけん引している。米国の力強い住宅関連データがアジア通貨を押し上げているが、一部の中央銀行は市場介入を実施している。
6月の米新築住宅販売件数が急回復したことから、アジア株は2カ月半ぶりの高値まで値を上げている。欧州の銀行ストレステスト(健全性審査)の終了に伴う安心感から、ユーロも2カ月ぶり高値に向けて堅調に推移している。
ウォンKRW=は対米ドルで0.8%上昇して1181.70ウォンと、6月22日以来の高値を付けた。海外投資家による韓国株保有の拡大が支援材料となっている。
市場関係者は、ウォンが今月になって3.4%上昇しているため、韓国中銀がウォン高抑制のためドル買い介入すると予想している。
あるディーラーは「ウォンは輸出業者の買いや株式市場(への資金流入)を受け、1180ウォン突破を目指している。介入懸念や輸入業者の売りが上値を抑えているが、その水準をどれだけ守ることができるかは疑問だ」と語った。
ドル/ペソのノンデリバラブル・フォワード(NDF)は全期間で下落。米住宅統計を受けてリスク資産が買われている。フィリピン株.PSIも上昇。
最も流動性の高い1カ月物PHP1MNDFOR=は、1カ月ぶり安値の1ドル=46.01ペソに下落。前日終値は46.14ペソだった。
市場筋によると、フィリピン中央銀行は、ペソPHP=の上昇を抑制するため、スポット市場でドル買い介入を実施したもよう。
ペソのスポットレートは0.5%上昇し45.93ペソ。
バーツTHB=は1ドル=32.15バーツに上昇。連休明けで低調な商いとなっている。一部の市場関係者は、タイ中銀が、バーツ相場の安定のため、小規模な介入を実施したのではないかと指摘している。
バンコクのトレーダーは「介入規模は限定的のようだ。中銀は、32.20バーツ付近で相場を安定させようと注視している」と述べた。
バーツは今年対ドルで3.5%値上がりしている。
*0513GMT(日本時間午後2時13分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。
シンガポールドル 1.3611
台湾ドル 32.011
韓国ウォン 1181.90
タイバーツ 32.19
フィリピンペソ 45.95
インドネシアルピア 9010.00
インドルピー 46.85
マレーシアリンギ 3.1870
人民元 6.7763
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