UPDATE1: アジア通貨動向(5日)=ウォンとシンガポールドルが上昇

2010年 07月 5日 17:29 JST
 
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 [シンガポール 5日 ロイター] 5日のアジア通貨市場では、ドルが軟調な中、韓国ウォンとシンガポールドルが上昇した。一方、インド準備銀行(中央銀行)が先週末2日に予想外の利上げに踏み切ったことを受け、ドル/ルピーのプレミアムは1週間ぶりの高水準をつけた。

 ドルはほぼ2カ月ぶりの安値水準で推移し、ユーロは一服商状となっている。

 ウォンの対ドル相場KRW=は一時0.8%上昇し、1218.4ウォンをつけた。投資家がドルの買い持ちポジションを巻き戻したことに加え、輸出業者の決済需要が膨らんだ。

 ただ、世界経済が二番底に陥るリスクが意識され、上値は限られた。韓国の銀行ディーラーは「現時点でウォンが1220を突破してウォン高方向に強含むとみる自信はない。しかし1240が下値支持線になっており、一部にユーロの一段高観測もあることから、ウォンの上昇余地はある」と指摘した。

 オンショアの1年物ドル/ルピーのプレミアムは、2日に中銀が市場の引け後に予想外の利上げを実施したことから、1週間ぶり高水準をつけた。

 1年物のプレミアムINR1Y=は146ポイントまで上昇した。前日終値は132.25ポイントだった。

 市場は7月27日の政策会合で少なくとも25ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されると予想している。少数ながらも、50bpの利上げを予想する向きもある。

 スポットのルピーINR=INはドルに対して46.675─46.82ルピーの間を推移している。

  

 ドルが主要通貨に対して6週間ぶり低水準近くで推移するなか、シンガポールドルSGD=は米ドルに対して1.3515シンガポールドルに上昇した。

 あるシンガポールのトレーダーは「米ドル/シンガポールドルは現在若干高水準で、ユーロ/シンガポールドルも若干高水準だ」と指摘した。

  

 ドル/人民元のノン・デリバラブル・フォワード(NDF)は1週間ぶり安値から反発した。

 人民銀行はこの日の基準値を6.7733元に設定。2日は切り上げ以降の最高値となる6.7720元に基準値を設定した。

 ある市場関係者は「売りと買いの圧力はかなりバランスが取れている。現在の基準値の強さは、今後基準値がその分だけ軟化する余地があることを示している」と語った。

 3カ月物NDFCNYNDFOR=は、2日の1週間ぶり安値となる6.7650元から6.7715元に反発した。市場が織り込む今後3カ月の人民元上昇率の予想は0.10%から0.03%となった。

 1年物NDFは6.6630元から6.6730元に上昇。1年後、人民元が1.5%上昇するとの見方を織り込んでいる。

 スポットの人民元は、弾力化以降ドルに対して約0.8%上昇した。

 *0634GMT(日本時間午後3時34分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 

 シンガポールドル 1.3904

 台湾ドル    32.200

 韓国ウォン   1222.35 

 タイバーツ    32.40

 フィリピンペソ 46.45

 インドネシアルピア 9058.00

 インドルピー 46.70

 マレーシアリンギ 3.2130

 人民元       6.7725

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