UPDATE1: 東京外為市場・15時=ドル再び98円割れ、ECB量的緩和意識しユーロ売り

2009年 04月 21日 16:51 JST
 
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        ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=R

午後3時現在  98.40/45  1.2945/50  127.41/49

正午現在    98.12/17  1.2932/37  126.92/01

午前9時現在  97.72/77  1.2902/07  126.10/22

前日NY17時  97.95/99  1.2922/24  126.51/58

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 [東京 21日 ロイター] 午後3時現在のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午

後5時時点から上昇し、98円前半で推移している。前日の米株安が日経平均の下落に連

鎖したことで、朝方はクロス円が下値トライとなり、ユーロは一時126.10円と1カ

月ぶりの安値をつけた。クロス円からの波及でドルも97.73円まで売られたが、株価

が下げ止まると短期筋の買い戻しが入り、ドル/円、ユーロ/円ともいったん持ち直した。

しかし、午後3時を過ぎると再びユーロ/円が売られてドル/円に波及。ドルは98円を

割り込み、ユーロも一時126円前半まで下落した。

 20日の米ダウ工業株30種.DJIは289.60ドル安。これを受けた日経平均も一

時300円を超える下げとなり、クロス円中心に下値トライとなった。ユーロは下値メド

とみられた3月30日安値の126.42円を下回り、126.10円と1カ月ぶりの安

値をつけた。

 株安に加え、豪ドル/円AUDJPY=Rや英ポンド/円GBPJPY=Rには、朝方、仕組み債に

関連する売りが出たとの声も聞かれ、豪ドルは68.10円付近まで、英ポンドは141

円半ばまで下落する場面もあった。

 しかし、日経平均が徐々に下げ渋り、グローベックス市場では米国株指数先物がじわり

と上昇すると株価にらみの売りが一服。下値のメドとみられていたユーロ/円の

126.42円をクリア、ドル/円の97円半ばに接近したことからテクニカル面の達成

感も働き、ドル/円、クロス円ともいったん下げ渋った。「朝方売った銀行勢が買い戻し

ていることに加え、1カ月ぶりの水準に下値を切り下げたことで実需の買いも出てきてい

るようだ」(都銀)との声が上がった。ユーロは127円半ば、ドルも98円半ばまで値

を戻した。

 しかし、午後3時を過ぎると、再びクロス円の売りが強まり、ユーロは126円半ばま

で下落。ドルも98円を割り込むなど、幅広く円買いに転じた。

 ドイツ連邦統計庁が21日発表した3月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.7%

低下となり、ロイターがまとめた事前予想(前月比0.3%低下)から下振れた。欧州中

央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ仏中銀総裁がECBの金融政策に言及したこ

ともあり、一段の金融緩和への期待が働いたという。「現在の市場のテーマはECBの金

融緩和。非伝統的な政策に踏み込まなかったことで相対的に優位にあったユーロが調整に

入っている」(都銀)との声が聞かれる。

 ノワイエ総裁のコメントは、追加利下げの余地はあるがそう大きくないというもので、

合わせて経済が年末ごろに安定する兆しがみられるとの見方も示した。コメントそのもの

については「市場はすでに1%までの利下げは織り込んでいる。フランス中銀総裁コメン

トは政策金利は1%までしか下げないというメッセージで、ユーロ売りの材料ではない」

(外銀)と受け止められている。

 しかし、ECBによる量的緩和への市場の関心の強さから「政策金利を飛び越えて、量

的緩和が連想された」(新光証券通貨ストラテジスト、鈴木健吾氏)。鈴木氏は「金融政

策の発表まではファンド勢などのユーロ売りが続くとみており、次の下値のメドの124

円半ばや123円後半を攻める可能性がある」とみている。

 市場では「トリシェECB総裁は先の東京滞在で日銀から量的緩和の実務を学んだので

はないか。次の政策発表ではまず国債や社債の買い入れの方針をアナウンスし、実務を詰

めたあとで実施に移すとみている」(都銀)と予想するの声も聞かれた。

現在のレートはAFX=、時系列のレートはJPNUTKYFXをご覧下さい。

 (ロイター日本語ニュース 松平陽子)

 
 

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