UPDATE2: NY外為市場=ユーロ/ドルが2カ月ぶり高値、ギリシャ連立与党の合意好感
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ドル/円 終値 77.67/70 始値 77.22/24 前営業日終値 77.02/06 ユーロ/ドル 終値 1.3284/86 始値 1.3274/75 前営業日終値 1.3257/61 -------------------------------------------------------------------------------- [ニューヨーク 9日 ロイター] 9日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが 対ドルで一時2カ月ぶりの高値をつけた後、狭いレンジで推移した。ギリシャ連立与党の 党首らが第2次支援の条件となっている改革案をめぐり合意したことが好感された。 また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユーロ圏の景気について、一時的な安定 化の兆候が見られるとの見解を示したこともユーロへの支援材料となった。 ギリシャ連立与党の党首らはこの日、第2次支援を確保し、デフォルト(債務不履行) 回避に必要な改革や緊縮策の受け入れに関する協議で合意。同日には、ギリシャ支援をめ ぐるユーロ圏財務相会合も開かれている。 バンク・オブ・ザ・ウエストのクリス・フェルナンデス氏は「ユーロショートの利益確 定の動きから、ユーロは今後数日、一段高となる公算が大きい」と述べた。 同時に、ECBが実施している長期資金供給オペ(LTRO)によってユーロ圏の流動 性が過剰になっていることに言及し、「金利を低下させると同時に、ユーロへの下方圧力 となる」と指摘し、ユーロが来月中に1.30ドルを下回ると予想した。 ECBは29日、3年物資金供給オペを実施する。12月に実施された初回のオペでは 4890億ユーロが供給された。 ユーロ/ドルEUR=は0.2%高の1.3284ドル。一時1.3321ドルと、2カ 月ぶりの高値をつけた。 ユーロ/円EURJPY=も、2カ月ぶりの高値となる103.28円に上昇した。 ECBは9日の理事会で、主要政策金利であるリファイナンス金利を1.00%に据え 置いた。ドラギ総裁は「入手できる指標から、低水準ではあるが、年末年始あたりに経済 活動に一時的な安定化の兆候が出ていたことが確認できる」と述べた。 イングランド銀行(英中央銀行)はこの日、資産買い入れプログラムの規模を3250 億ポンドに拡大することを決定した。現行の2750億ポンドに500億ポンド上乗せ し、ぜい弱な景気下支えを狙う。政策金利は過去最低の0.5%に据え置いた。 ただ一部では、英中銀が一段と積極的な措置に出ると予想されていたことから、ポンド は対ドルGBP=D4で小幅な上げを維持するにとどまった。 ドル/円JPY=は0.9%高の77.00円。 この日発表された2月4日までの週の米新規失業保険申請件数が予想よりも大幅に減少 したことを受け、米経済成長が今年加速するとの期待が広がり、ドルの対円相場を支えた。 欧州債務危機をめぐる懸念にもかかわらず、ユーロの2011年の下落率は3.13% にとどまったほか、2012年に入り、下げの大半を取り戻している。 サムソン・キャピタル・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)、ジョナサン・ル イス氏は、ユーロ崩壊といった極めて悲観的な言葉は誇張されたものであることを、為替 相場の動向が物語っていると語った。 また、ウェルズ・ファーゴの為替戦略主任、ニック・ベネンブローク氏は「この日の中 銀の決定や政治的な動向は市場への支援材料となり、資源国通貨や新興国通貨が一段高と なることを示唆していると考える」と述べた。
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