NY外為市場=ドル下落、イランのミサイル試射を嫌気
ドル/円 終値 106.80/82
始値 107.44/47
前営業日終値 107.44/47
ユーロ/ドル 終値 1.5737/40
始値 1.5712/13
前営業日終値 1.5668/70
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[ニューヨーク 9日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場でドルが下落。イラン
のミサイル発射実験を受け原油価格が上昇、エネルギー高の景気への影響が懸念され、ド
ル売りが優勢となった。
アナリストによると、トルコのイスタンブールの米領事館付近での襲撃事件もドルの圧
迫材料となり、安全通貨とされる円やスイスフランに買いが入った。
テンパス・コンサルティングのトレーディング部門のバイス・プレジデント、グレッグ
・サルバジオ氏は「イランとトルコがこの日の(ドル下落)要因だ。原油価格が反発し、
株式市場で若干不透明性が高まり、ドル上昇を歓迎し始めていた投資家は再びユーロに飛
びついた」と述べた。
一部金融機関によるクレジット関連の評価損をめぐる懸念も引き続きドルの圧迫材料と
なっている。
この日米原油先物CLc1価格は一時2ドル近く上昇し、138ドルを上回った。
国営テレビの報道によると、イランは、イスラエルや地域内の米軍基地に達するミサイ
ルを試射し、イランが核問題をめぐって攻撃された場合は報復する用意があると警告した。
主要6通貨に対するNY商品取引所(NYBOT)ドル指数.DXYは0.5%安の
72.574をつけた。ユーロ/ドルEUR=は0.4%高の1.5734ドル。
ドル/円JPY=は0.6%安の106.79円。ドル/スイスフランCHF=は0.4%
安の1.0290スイスフラン。
この日発表された第1・四半期のユーロ圏GDP伸び率はさほど材料視されなかった。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁は、インフレ
圧力抑制に向け追加利上げの用意があるとのメッセージをECBは送る必要がある、と述
べた。
前出のサルバジオ氏は「明らかに金利差に注目がいっている。ECBはすぐに利下げを
する可能性は低い。FRBはインフレに対する警戒姿勢を示したものの、早期に利上げを
する可能性は低いと思う。トレーダーの間では、米金融システムには長期的なシステミッ
クリスクがあるとの懸念が依然残っている」と指摘した。
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