NY外為市場=ドルと円が上昇、弱い欧州経済指標受け
ドル/円 終値 95.19/23
始値 95.06/12
前営業日終値 95.92/93
ユーロ/ドル 終値 1.3492/99
始値 1.3528/31
前営業日終値 1.3635/36
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[ニューヨーク 15日 ロイター] 15日のニューヨーク外国為替市場ではドルと
円が上昇。世界の経済見通しをめぐる不安が根強い中、欧州の弱い指標を受けて安全資産
としての両通貨が買われた。
一部の米経済指標は予想を上回ったものの、懸念の後退にはつながらなかった。ユーロ
圏の指標の弱さが際立つ形となった。
第1・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)伸び率速報値は前期比マイナス2.5%、
前年比マイナス4.6%となり、過去最大の落ち込みを記録した。これを受けてドルと
円が買われた。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのシニア為替アナリスト、マイケル・ウールフォ
ーク氏は「序盤に欧州から暗いニュースがもたらされた。全般的に投資家はドルと円が絡
む取引に引き続き焦点を当てていた」と話した。
NY市場終盤近くの取引で、ユーロ/ドルEUR=は1.1%安の1.3485ドル。ロ
イターのデータによると、一時1.3463ドルまで下落した。
ユーロ/円EURJPY=は2.0%安の128.17円。ロイターのデータで一時、2週
間ぶりの安値となる127.97円をつけた。週間ベースのユーロ/円の下げは1月下旬
以来の大きさになる見通し。
RBCキャピタルのシニア為替ストラテジスト、マシュー・ストラウス氏は「欧州の
(経済指標の)弱い数字を受けて、全般的にリスク志向は依然として低調だ」と語った。
ドル/円JPY=は0.8%安の95.10円。ロイターのデータで2カ月ぶりの安値と
なる94.74円をつける場面があった。ロイターのチャートによれば、終盤の水準が
100日移動平均の95.14円を下回るのは3カ月ぶり。
ドル/円の週間ベースの下げは前年10月下旬以来の大きさになる見通し。円の上昇に
ついてアナリストからは、日本の投資家が国内市場に目を向けていることが要因との指摘
があった。
4月の米鉱工業生産が予想よりも小幅な減少にとどまり、5月の米ミシガン大消費者信
頼感指数は前月から改善したものの、豪ドルやニュージーランドドルなど高利回り通貨の
取引をめぐる弱気なムードを変えるには至らなかった。
豪ドル/米ドルAUD=は1.4%安の0.7490米ドル。
NZ/米ドルGBP=は2%安の0.5844米ドル。
スイスフランEURCHF=は対ユーロで一時1週間ぶりの安値をつけた。国際決済銀行
(BIS)がスイスフランを売りユーロを買っていたとトレーダーが指摘した。
ユーロ/スイスフランは0.5%高の1.5134スイスフラン。この日の高値は
1.5147スイスフラン、安値は1.5009スイスフラン。
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