NY外為市場=ドルが対ユーロで1カ月ぶり高値、ECBの政策に不透明感
ドル/円 終値 99.13/16
始値 99.34/36
前営業日終値 99.35/40
ユーロ/ドル 終値 1.3038/44
始値 1.3057/59
前営業日終値 1.3181/83
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[ニューヨーク 17日 ロイター] 17日のニューヨーク外国為替市場では、ドル
が対ユーロで1カ月ぶり高値をつけた。欧州中央銀行(ECB)が5月に発表するとして
いる非標準的措置について、トリシェECB総裁が言及しなかったことで政策をめぐる不
透明感が広がった。
米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)の第1・四半期決算は赤字が大幅に縮小したにもかかわらず、
リスク回避が若干強まりドルを支援した。最近の明るい決算が今後も続くか見極めようと
する動きが見られた。
トリシェ総裁は東京で講演を行ったが、期待を生むことを避けたいとして、非標準的な
措置について詳細を明らかにしなかった。
ウェルズ・ファーゴの通貨ストラテジスト、バッシーリ・セレブリアコフ氏は「市場は
ECBの政策スタンスに失望しつつある。トリシェ総裁は金利と非伝統的措置の見通しの
いずれにおいても、ECBの立場を明確にしなかった。ユーロが全面的に独歩安となった」
と話した。
終盤の取引で、ユーロ/ドルEUR=は1.2%安の1.3024ドルとなった。一時ロ
イター・データで1.3019ドルの安値をつけた。
ドル/円JPY=は前日比ほぼ変わらずの99.23円。
ムーディーズがアイルランドの格付けを「AAA」から引き下げる方向で見直すと発表
したこともユーロの圧迫要因だった。
ムーディーズは、他のトリプルA格の国と比較すると同国は経済規模が小さく、抑制さ
れた状況にあると指摘。見直しの結果、危機から脱却する際の成長見通しが比較的弱いと
判断されれば、格付けは中位あるいは高位のAAに引き下げられる可能性があるとした。
ユーロ/円EURJPY=は1.3%安の129.25円と130円を割り込んだ。
スイスフランが対ユーロとドルで急落した。スイス国立銀行(中央銀行)のロート総裁
が、スイスフランが上昇すれば介入する用意があると警告した。
ドル/スイスフランCHF=は1.8%高の1.1670スイスフラン。一時ロイター・
データで1.1688スイスフランの高値をつけた。
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