UPDATE1: アジア通貨動向(9日)=ルピアとリンギが数週間ぶり高値に上昇

2009年 11月 9日 17:19 JST
 
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 [シンガポール 9日 ロイター] 9日のアジア通貨は、インドネシアルピアとマレーシアリンギがアジア通貨全般の上昇を主導した。低調な米雇用統計に加え、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がドル安に終止符を打つ措置を打ち出さなかったことを受けてドルが幅広く下落したことが背景。

 ここ数週間のアジア株が落ち着いて推移していることも、アジア通貨の支援材料となった。

 G20財務相・中央銀行総裁会議では、世界の不均衡是正に向けた各国による具体的な措置やドルの最近の下落について特別な言及はなかった。

 

 インドネシアルピアIDR=は1米ドル=9375ルピアと0.8%上昇し、約3週間ぶりの高値をつけた。海外勢がルピア建て短期証券(SBI)の買い入れている兆候がみられるという。

 ジャカルタのディーラーはSBIについて「海外からの需要がある。海外勢にとってSBIは売りたければすぐに売ることができる最も流動性が高い資産だ」と述べた。

 前週6日に発表された10月の米雇用統計が思わしくなかったことから、低金利通貨を買って高金利通貨で運用するキャリートレードが再燃。一部トレーダーは、ルピア相場の上昇を抑制するために、インドネシアの国営企業がインドネシア中央銀行の代わりに米ドル買いを実施する可能性もあるとしている。

 

 マレーシアリンギMYR=は1米ドル=3.379リンギと、0.6%上昇。マレーシア企業の新規株式公開(IPO)に外国勢が投資するとの期待が一部上昇要因となっている。

 マレーシアでは携帯電話最大手のマキシスがIPOを予定。調達額は33億米ドルを超え、東南アジア地域では過去10年で最大規模のIPOになる見通し。

 *0620GMT(日本時間午後3時20分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 

 シンガポールドル 1.3968

 台湾ドル    32.355

 韓国ウォン     1159.89

 タイバーツ       33.32

 フィリピンペソ  47.00

 インドネシアルピア 9405.00

 インドルピー 46.59

 マレーシアリンギ 3.3825

 人民元       6.8267

  

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