欧州市場サマリー(22日)
1218MT 19日
ユーロ/ドルEUR= 1.4161 1.4304
ドル/円JPY= 114.04 114.50
ユーロ/円EURJPY= 161.50 163.73
22日終値 前営業日終値
株 FT100 6459.3(‐68.6) 6527.9
クセトラDAX 7794.94(‐89.18) 7884.12
金 現物午後値決め 751.25 763.00
ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 95.535 (+0.015) 3.913(3.890)
独連邦債2年物 4.007(4.001)
独連邦債10年物(12月限) 113.67 (+0.28) 4.195(4.219)
独連邦債30年物 4.477(4.491)
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<為替> ドルが上昇。投資家は、週末の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を
受けたドル売りを巻き戻している。
株安やリスク回避志向の高まりから、円も主要通貨に対し上昇している。
<株式> ロンドン株式市場は続落。クレジット市場の混乱が経済全般に波及している
との懸念から、世界的に株式が売られた。
商品関連株は金属および米原油価格の下げを受けた成長懸念から売りが優勢となり、
FT100種総合株価指数を約45ポイント押し下げた。
FT100種総合株価指数.FTSEは10月1日以来の低水準となった。
米株式市場は前週19日、米キャタピラー(CAT.N: 株価, 企業情報, レポート)が住宅市場低迷が経済全般に影響し
ているとの見方を示したことを受け大幅安となった。これを受け売られた欧州およびアジ
アの主要株式市場は、この日も引き続き軟調となった。
鉱山株では、カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)が5%超下落、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.9%安、
リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)も3.7%安で引けた。石油株も安い。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は1%、ロイ
ヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.1%、タローオイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.8%
それぞれ下落した。
銀行株も売られ、スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)は
2.9%安、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.7%
安、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.6%安となった。
英メディアのピアソン(PSON.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.4%上昇し逆行高。職業教育部門の通年の利益見
通しを引き上げたことなどが好感された。
欧州株式市場は3営業日続落。経済成長減速への懸念からアングロ・アメリカン
(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)などの鉱山株が売られたほか、信用収縮の影響の対する懸念が再燃し、金融株を
圧迫した。
コメルツ銀行はリサーチノートのなかで、市場が調整局面にあり、この状況が週内続く
可能性を指摘した。
FTSEユーロファースト300種指数は20.17ポイント(1.29%)
安の1543.66。終値としては9月26日以来の安値。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは55.02ポイント(1.25%)安
の4356.24。
CMCマーケッツは「現在の(市場の)動向は、経済成長の圧迫が将来的に企業業績に
波及するという明確な兆候を受けたもの」と指摘した。ジェネラリ・インベストメンツも
「米S&P総合500.SPX企業の約25%がこれまでに決算を発表し、第3・四半期利
益が前年比約3%減少した」とした。
銅や金相場が下落するなか、資源株指数は4.1%低下。
アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート),、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)など
の鉱山株が軒並み下落した。鉄鋼のアルセロール・ミタル(ISPA.AS: 株価, 企業情報, レポート)は3.7%安。同社
幹部はロイターに対し、来年の欧州の鉄鋼需要の伸びが2007年からやや鈍化するとの
見通しを示した。
米サブプライム(信用度の低い借り手への住宅ローン)市場の影響をめぐる懸念が再燃
し、金融サービス株指数は1.8%、銀行株指数 は1.4%それぞれ低
下した。
独コメルツ銀行(CBKG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は2.9%安。同行のミューラー最高経営責任者(CEO)
が、サブプライム関連投資による損失が予想を上回るとの見通しを示したことが悪材料と
なった。
オランダ・ベルギー系のフォルティス(FOR.AS: 株価, 企業情報, レポート)、仏ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)も
安い。
<ユーロ圏債券> 続伸。クレジット懸念の再燃や株安が、質への逃避や欧州中央銀行
(ECB)による利下げ観測につながり1カ月ぶりの高水準をつけた。米株安は長期債も
支援した。
欧州のクレジット市場のセンチメントを示すバロメーターとなるiTraxxクロスオ
ーバー指数(ジャンク級欧州企業のクレジット・デフォルト・スワップで構成)
ITCRS5EA=GFIは342ベーシスポイント(bp)近辺で推移。一時23bp拡大し
355bpをつけた。
あるトレーダーは株安以外の要因として、8月の流動性ひっ迫以来、独連邦債現物市場
が薄商いとなっていることを挙げ、値が振れやすくなっていると指摘した。
独連邦債先物12月限FGBLZ7は一時、1カ月ぶりの高水準である114.05をつけ
た。
この日は主要な欧米経済指標の発表がなく、世界的な株安につながったリスク回避の高
まりが支援要因となった。また別のトレーダーはユーロ高も支援材料となったと指摘した。
ユーロ2年物スワップ金利EURAB6E2Y=スプレッドは1bp拡大し46bp。同10年
物EURAB6E10Y=スプレッドは0.5bp拡大し36.5bp。
[東京 23日 ロイター]
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