欧州市場サマリー(18日)
1456GMT 17日
ユーロ/ドルEUR= 1.4420 1.4399
ドル/円JPY= 113.26 112.84
ユーロ/円EURJPY= 163.33 162.54
18日終値 前営業日終値
株 FT100 6279.30(+1.5) 6277.80
クセトラDAX 7850.74(+25.30) 7825.44
金 現物午後値決め 804.25 790.75
ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限) 95.485 (+0.035) 3.730(3.722)
独連邦債2年物 3.988(3.994)
独連邦債10年物(3月限) 113.19 (+0.06) 4.305(4.317)
独連邦債30年物 4.596(4.601)
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<為替> ドルが対円で上昇。リスク志向が一部回復し、株式市場が上昇していること
が背景。ただ、対ユーロでは下落。最近の上昇を受けた値堅めの動きが出ている。
<株式> ロンドン株式市場は、ほぼ変わらず。欧州中央銀行(ECB)や英中銀の
資金供給にもかかわらず、景気低迷とインフレ高進で米経済がスタグフレーションに陥る
との懸念が圧迫した。
FT100種総合株価指数.FTSEは1.5ポイント(0.02%)高の6279.3。
銀行株は上げ幅を縮小し、HBOSHBOS.Lは0.9%高、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は
0.3%高となった。アライアンス&レスターALLL.Lは3.5%安。ムーディーズが同
社のクレジット格付けを引き下げ方向で見直すと発表したことが嫌気された。
欧州中央銀行(ECB)はこの日、2週間物の資金供給オペを実施。4.21%以上の
入札にはすべて応じる意向を示したことから、この水準で3486億ユーロが落札された。
イングランド銀行も100億ポンドの3カ月物の資金入札を実施した。
ハーグリーバス・ランズダウンの株式アナリスト、キース・ボウマン氏は資金供給につ
いて「現時点で完全な成功だと評価するのは時期尚早だが、明らかに正しい方向への第一
歩だ」との見方を示した。
ノーザン・ロックNRK.Lは4.9%安。英政府は同社に対する債務の保証範囲を拡大
した。
銅価格高を背景に、カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.9%高、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)も
0.9%上昇した。
欧州株式市場は荒い値動きのなか続落した。欧米主要中銀の緊急流動性供給策やゴール
ドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の好決算が支援したものの、投資家の慎重な姿勢を背景に金融株が
値を消す展開となった。
FTSEユーロファースト300種指数は2.40ポイント(0.16%)安
の1489.31。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは3.33ポイント(0.08%)安の
4309.14。
ゴールドマン・サックスの株価下落が欧州市場全般を一段と押し下げた。ゴールドマン
・サックスの第4・四半期決算は予想を上回ったものの、短期見通しについて慎重な見方
を示した。
DJユーロSTOXX銀行株指数は一時1.4%高となったものの、終値では
ほぼ横ばいとなった。HBSC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.3%高、BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)は0.1
%安となった。バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.7%下落した。
住宅融資のHBOSHBOS.Lはほぼ1%上昇した。あるトレーダーは、イングランド銀
行(英中央銀行)の資金入札に支援されたと指摘した。
ノーザン・ロックNRK.Lは4.1%高。英財務省がノーザン・ロックの債務保証範囲
を拡大する方針を示したことを好感した。
通信、鉱山株が好調だった。ボーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)は1%高。
世界の銅価格がこの日、一時9カ月ぶりの低水準に下落したものの、リオ・ティント
(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.9%高、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.4%高となったほか、アングロ・
アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)も1%上昇した。
<ユーロ圏債券> しっかり。米株.IXICが押し戻されたことを受けて米債
TYv1が上昇したのに追随し、一時の下げから戻した。
来週の休日入りを控え、商いは依然として薄いものの、欧米の3中央銀行が資金入札を
実施した前日から出来高は増加した。
欧州中央銀行(ECB)、米連邦準備理事会(FRB)、スイス国立銀行(中銀)は
19日の1500GMT(日本時間20日午前零時)に流動性供給の入札結果を発表
する。
あるトレーダーは「薄商いだが前日に比べると出来高は倍増した。前日に3中銀がドル
資金を供給したことが一助となった」と指摘した。
1615GMT時点で、独連邦債先物3月限FGBLc1は3ティック高の113.16
となった。一時は113.40をつけた。出来高は56万4000枚。
独連邦債10年物EU10YT=RR利回りはほぼ変わらずの4.31%。
同2年物EU2YT=RR利回りは1.6bp上昇し、3.999%となった。
11月の米住宅着工・許可件数はおおむね予想どおりで、材料視されなかった。
2週間物EURIBOR(欧州銀行間取引金利)EURIBOR2WD=は急低下し、フィック
ス値は4.452%となった。前日は4.945%だった。
INGの金利ストラテジスト、パドライク・ガービー氏はリサーチノートのなかで中銀
による流動性供給策に触れ、「流動性の循環を助けるものではなく、LIBOR(ロンド
ン銀行間取引金利)の高止まりは解消されない」と指摘。「現時点での主目的は市場の大
きな混乱なしに年末を越えることだ」と述べた。
一方、中銀は最善を尽くしていると指摘する向きもある。アンシンジェル・ドゥ・ボー
フォールの債券アナリスト、マーク・オズワルド氏は「中銀はもっと評価されるべきだ。
市場で不満を述べているのは、今年収拾がつかない状況を作ったクレジットのディーラー
であることが多い」との見方を示した。
スワップ金利のスプレッドは2年物EURAB6E2Y=が前営業日終盤の62.7%から
60.2bpに縮小。10年物EURAB6E10Y=はほぼ変わらずの36.5bp。
[東京 19日 ロイター]
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