欧州市場サマリー(21日)
1414GMT 20日
ユーロ/ドルEUR= 1.4829 1.4821
ドル/円JPY= 108.66 109.95
ユーロ/円EURJPY= 161.14 163.00
21日終値 前営業日終値
株 FT100 6070.9 (‐155.6) 6226.5
クセトラDAX 7518.42(‐111.89) 7630.31
金 現物午後値決め 798.00 795.50
ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 95.390 (+0.020) 3.938(3.937)
独連邦債2年物 3.653(3.724)
独連邦債10年物(12月限) 115.22 (+0.50) 4.031(4.072)
独連邦債30年物 4.441(4.430)
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<為替> 円がドルに対し2年強ぶりの高値に上昇。一段のクレジット市場関連損失や
米景気に対する警戒感から、リスク回避の動きが強まっている。
<株式> ロンドン株式市場は大幅反落。クレジット懸念で銀行株が下げたほか、鉱山
株も軟調となった。一方、原油高からエネルギー関連株には買いが入った。
FT100種総合株価指数.FTSEは終値ベースで8月17日以来最低となった。同指
数は今月に入り10%近く下落。単月の下落率として2002年9月以来最大となる勢い
で売られている。年初からは2.4%下落。
あるトレーダーはダウ.DJIが8月の最安値を割り込めば、ロンドン株式市場の下げは
加速する可能性がある、と指摘。
トラッドインデックスのデリバティブ・ブローカー、マニョイ・ラドワ氏は、FT
100種総合株価指数は今週、8月中旬に割り込んだテクニカル水準の6000を試す、
との見方を示した。
ノーザン・ロックNRK.Lは12.6%安。同社は追加の買収提示を受けたが、提示案
のひとつが20日の同社株価終値を大幅に下回っていることを明らかにした。
クレジット関連損失に対する警戒感から銀行株は軒並み下落。バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は
5.1%安、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.7%
安、HBOSHBOS.Lは3.8%安、配当落ちのHSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.2%安。
モーゲージ金融機関のパラゴン(PARA.L: 株価, 企業情報, レポート)は30%近く下落。前日は39%下落してい
た。クレディ・スイスは同社がブラッドフォード&ビングレーBB.Lの買収ターゲットに
なる可能性があるとの見方を示した。
非鉄金属の下げなどで鉱山株も売られ、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント
(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベダンタ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)がそ
れぞれ3.9%から5.1%下落した。
カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)は6.5%安。同社は、今年に入って起きた鉱山の洪水による生産
減が2007年の業績に影響するとの見通しを示した。
米原油先物CLc1が99ドルを突破したことを好感し、ロイヤル・ダッチ・シェル・グ
ループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)やBGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)が買われた。
欧州株式市場は急反落。クレジット危機が始まった8月初め以来の大幅な下げとなった。
銀行株が相場を圧迫したほか、原油・ユーロ高が輸出株を押し下げた。
FTSEユーロファースト300種指数は36.73ポイント(2.48%)
安の1443.23。8月16日以来の大幅な下落。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは81.66ポイント(1.91%)安
の4195.58。
仏ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)が6%急落し、銀行株全体を押し下げた。投資評価
が引き下げられたことが嫌気され、4年強ぶりの大幅な下げとなった。
DJユーロSTOXX銀行株指数は3.3%低下、2003年3月中旬以来の
大幅な下げとなった。ソシエテ・ジェネラルのほか、英HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、スイスUBS
(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、スペインのサンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)が2.5─3.5%下落した。
21日の欧州インターバンク市場では、2カ月物ユーロLIBOR(ロンドン銀行間取
引金利)が上昇し、6年半ぶり高水準を更新。クレジット市場での緊張が続いていること
を示した。
銀行株は今年に入り21%安と、最も軟調なセクターとなっている。最も堅調な自動車
セクターは26%上昇している。
冬期供給懸念やドル安で米原油先物CLc1が1バレル=100ドルに迫っていることを
手掛かりに、エネルギー株の一角が買われた。英BPグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、仏EDF
(EDF.PA: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.AS: 株価, 企業情報, レポート)が高い。
ユーロ/ドルEUR=が最高値を更新するなか、製造業が売られた。BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、
フィアット(FIA.MI: 株価, 企業情報, レポート)、ルノー(RENA.PA: 株価, 企業情報, レポート)など特に自動車株の下げが目立った。
<ユーロ圏債券> 反発。独連邦債先物12月限は限月高値をつけた。米連邦準備理事
会(FRB)が前日に一段の景気減速予想を示したことを受けて世界的に株安となり、債
券への質への逃避買いが膨らんだ。
S&P500.SPXが一時的に年初の水準を割り込んだほか、米10年債利回りは2年
ぶりに4%を割り込んだ。
FRBが20日、2010年までコアインフレが2%を下回る水準にとどまるとの見方
を示す一方、米経済の長期成長見通しを引き下げたことを受け、米金利の一段の引き下げ
観測が強まった。
10月30―31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、10月の利下げが
際どい決定だったことが明らかになったものの、成長見通しの引き下げや米国内のクレジ
ット問題に市場は注目し、債券買いにつながった。
1615GMT時点で、独連邦債先物12月限FGBLZ7はほぼ0.5ポイント高の
115.18となった。一時限月高値の115.39に上昇した。
独連邦債2年物EU2YT=RR利回りはほぼ7べーシスポイント(bp)低下し3.659
%。一時は今年の最低水準である3.6240%となった。同10年物EU10YT=RR利回
りは4bp低下し4.03%。
ユーロ圏金利先物<0#FEI:>は総じて上昇。2008年12月限は、欧州中央銀行
(ECB)が来年末までに金利を3.75%に引き下げる確率をほぼ80%織り込んでい
る。ロイターの算出によると、これは8月のクレジット危機の発生以降、最も利下げを織
り込んだ水準となっている。
スワップ市場の金利スプレッドは10年物EURAB6E10Y=が47bpに拡大し、ここ6
年ぶりの高水準となった。2年物EURAB6E2Y=も6bp拡大して68bpとなり、ほぼ9
年ぶりの水準となった。
[東京 22日 ロイター]
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