欧州市場サマリー(23日)
1342GMT 22日
ユーロ/ドルEUR= 1.4800 1.4853
ドル/円JPY= 108.04 108.52
ユーロ/円EURJPY= 159.89 161.20
23日終値 前営業日終値
株 FT100 6262.1(+106.8) 6155.30
クセトラDAX 7608.96(+46.86) 7562.10
金 現物午後値決め 815.25 803.25
ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 95.380 (+0.015) 3.945(3.936)
独連邦債2年物 3.652(3.617)
独連邦債10年物(12月限) 115.24 (‐0.09) 4.037(4.025)
独連邦債30年物 4.469(4.460)
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<為替> ドルが対ユーロで最安値をつけた後、値を戻している。欧州中央銀行(EC
B)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁が、世界的な金融市場の混乱を受け、
ユーロ圏の経済成長は予想以上に減速するとの見方を示したことが背景。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。買収観測から鉱山株が上昇した。一方、原油価格
がしっかりとなったものの、石油株は売られた。
FT100種総合株価指数.FTSEの終値は106.8ポイント(1.74%)高の
6262.1。鉱山株の上げは同指数を約42ポイント押し上げた。
ベダンタ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)は7.2%高。トレーダーによると、中国の国営鉱山会社による同社
買収観測がある。ベダンタはコメントを控えている。
他の鉱山株も堅調となり、アントファガスタ(ANTO.L: 株価, 企業情報, レポート)は7.1%高、リオ・ティント
(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)は7.9%高、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.2%上昇した。あるトレーダーは、
エクストラータがアングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)に対する買収を検討しているとの観測を
指摘した。エクストラータはコメントを控えている。アングロ・アメリカンは6.1%高。
一方、石油株では、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.6%安、BG
グループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.4%安となった。
HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.2%高。同行の会長は米国からの撤退は考えていないと表明。
ただ、米国で大規模な買収をする意向はないと述べた。ドレスナーはHSBCの投資判断
を「アッド」から「バイ」に引き上げた。
他の金融株では、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、ノーザン・ロックNRK.L、アライアンス&
レスターALLL.Lがそれぞれ2─7%上昇した。
欧州株式市場は続伸。企業のM&A(合併買収)観測を手掛かりに、最近下落していた
金融・鉱山株に押し目買いが入った。
蘭フィリップス(PHG.AS: 株価, 企業情報, レポート)は4.9%高。同国の下院が新たな自社株買い方針を可決した
ことを受け、アナリストは同社が年間最大60億ユーロ(89億5000万ドル)を株主
に還元すると見込んでいる。
FTSEユーロファースト300種指数は22.13ポイント(1.52%)
高の1476.16。週足では1.2%下落した。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは59.61ポイント(1.42%)高
の4268.53。
鉱山株は業界再編観測を手掛かりに上昇。リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アメリ
カン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)が高い。
銀行株も高い。UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RB
S)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)などが軒並み上昇。
仏保険会社CNP(CNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)は11%高。仏フィガロ紙は、同業アクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)がCN
Pの買収に関心を示していると報じた。
アクサからはコメントは得られておらず、CNPはコメントを差し控えている。アクサ
も4.3%高。
FTSEユーロファースト300種指数はこの2日続伸しているものの、クレジット危
機の影響への懸念に圧迫され、依然11月初旬から7.5%安となっている。
アナリストは引き続き、ユーロ高や原油高などの欧州企業の直面している圧迫要因に対
し警戒している。
エアバスのトム・エンダース最高経営責任者(CEO)はこの日、ドル相場が同社にと
り深刻な問題との見方を示した。
<ユーロ圏債券> 反落。株価の回復で債券への質への逃避買いが後退したほか、
今週急伸したことから利食い売りが出た。また週末を控えたポジション調整も影響した。
新たな合併・買収活動のうわさや米金利の追加引き下げ観測が市場心理を支援し、欧米
株式市場は上昇した。
感謝祭の祝日明けで米債券市場が短縮取引となったほか、勤労感謝の日で日本市場が休
場となったことから薄商いとなった。
RBSの債券ストラテジスト、ジル・ゲイル氏は、ポジションを手仕舞う動きが目立つ
と指摘。「休日前に債券ポジションをロングにしていた関係者が多かったことを受けた、
単なるポジション調整だ」と話した。
2年物と10年物のイールドスプレッドは若干縮小し、39べーシスポイント(bp)
となった。
金利先物市場では、各限月が<0#FEI:>全般的に若干下落した。2008年12月限は依
然として、欧州中央銀行(ECB)が2008年末までに利下げする確率をかなりの水準
で織り込んでいる。
2カ月物ユーロLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が6年半ぶり水準に上昇するな
どクレジット懸念が根強く、債券市場を引き続き支援した。
この日発表された11月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI、速報値)はサービス
部門が予想以上に低下する一方、製造部門が予想に反して上昇するまちまちの内容となり、
市場への影響は限定的だった。
[東京 24日 ロイター]
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