為替相場のボラティリティ、政策担当者の主要懸念=アジア開発銀行総裁

2008年 05月 16日 01:31 JST
 
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 [ブリュッセル 15日 ロイター] アジア開発銀行(ADB)の黒田東彦総裁は15日、ブリュッセル経済フォーラムに出席し、為替相場のボラティリティは政策担当者の主要懸念であるとの認識を示した。

 黒田総裁は「最近の金融市場の混乱に加え、為替市場でボラティリティが強まっていることは、政策担当者の主要懸念だ」との見方を示した。

 米景気後退と連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げで、ドルは特に対ユーロで歴史的安値となったと指摘。金融市場の混乱のなか、ユーロの対ドルでの上昇には目を見張るものがあるとし、アジア通貨も過去数年で上昇したと述べた。

 「現在の為替相場のボラティリティは、輸出への影響以外では、多くのアジア新興国の対外資金調達状況に悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘し、新興国における不安定な為替レートは為替リスク増加をカバーするためのプレミアムがかさむことを意味すると話した。

 

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