欧州市場サマリー(22日)
1322GMT 21日
ユーロ/ドルEUR= 1.5922 1.5905
ドル/円JPY= 103.31 103.24
ユーロ/円EURJPY= 164.50 164.24
22日終値 前営業日終値
株 FT100 6034.7 (‐18.3) 6053.0
クセトラDAX 6728.30(‐58.25) 6786.55
金 現物午後値決め 918.0 918.5
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 95.110 (‐0.105) 3.919(3.891)
独連邦債2年物 3.913(3.821)
独連邦債10年物(6月限) 113.85 (‐0.22) 4.151(4.113)
独連邦債30年物 4.659(4.657)
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<為替> ユーロが最高値近くに上昇。原油価格の急上昇に加え、欧州中央銀行(EC
B)当局者のタカ派発言を受け、ユーロ圏で早期利下げが行われる可能性は低いとの見方
が強まった。
<株式> ロンドン株式市場は続落。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RB
S)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)の下げが金融株を圧迫した。
RBSは3.9%安。資産評価損をカバーし、バランスシートを立て直すため、
120億ポンド(240億ドル)の株主割当増資を行うと発表した。また、保険事業の一
部もしくはすべてを売却する可能性があり、資産売却により年内にコア資本を40億ポン
ド増強する方針も明らかにした。
その他の金融株では、HBOSHBOS.L、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB
(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)などが値下がりした。
トレーディンデックスのシニアトレーダー、マーク・プリースト氏は「米国では金融機
関が多額の損失を発表すると上げ相場となるが、そうした現象はロンドンではまだ見られ
ない。『うわさで買って事実で売れ』と言われるが、それなのかもしれない」と語った。
また、市場は全般的にかなり静かで、様子見ムードが広がっているようだと指摘した。
一方、金属価格の上昇で鉱山株は値上がりした。BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティ
ント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
(ENRC.L: 株価, 企業情報, レポート)は2―8.7%高となった。
原油先物価格が最高値を更新したことを受け、石油株も高い。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.4%高、
ケアン・エナジー (CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.2%高、タロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%高となった。
前出のプリースト氏は「石油輸出国機構(OPEC)が突然増産でもしない限り、原油
高は続くだろう。OPECがそのような決定をするとは思えない」と述べた。
ガス・電力会社セントリカ(CNA.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%高。トレーダーによると、投資会社バー
クシャー・ハザウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート)が同社株を買っているとのうわさが要因となった。セント
リカはコメントを控えている。
欧州株式市場は続落。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)の
株主割当増資発表を受け銀行株が売られた。一方、鉱山・原油株は堅調になった。
FTSEユーロファースト300種指数は7.26ポイント(0.55%)安
の1304.56。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは33.77ポイント(0.90%)安
の3736.12。
RBSは3.9%安。同行は、120億ポンドの株主割当増資を実施すると発表、コア
資本を40億ポンド増加させるため資産を売却することも明らかにした。
MMウォーバーグのカールステン・クルード首席エコノミストは「RBSの発表は、危
機は終息しておらず、一段のサプライズがあるかもしれないことを示している」との見方
を示した。
他の金融株も下落し、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.7%安、ING(ING.AS: 株価, 企業情報, レポート)は2.4%
安、HBOSHBOS.Lは3.7%下落した。
オランダの化学大手アクゾ・ノーベル(AKZO.AS: 株価, 企業情報, レポート)は6.1%安。欧米の景気減速の影響
を受け始めていることを明らかにした。独バイエルBAYG.DEやBASF(BASF.DE: 株価, 企業情報, レポート)なども
売られた。
一方、鉱山株ではリオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)やBHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ
(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)などが買い優勢となった。
<ユーロ圏債券> 下落。予想を上回る内容となった米住宅指標や欧州中央銀行(EC
B)当局者によるタカ派的発言を嫌気した。
3月の米中古住宅販売は493万戸。アナリストは、2月の503万戸から492万戸
に減少すると予想していた。
ただ、ユーロ/ドルEUR=が最高値の1.6010ドル(ロイターのデータによる)を
つけたことで下値は堅かった。
ECB理事会メンバーのノワイエ仏中銀総裁は、インフレ率を2009年に2%以下の
水準に低下させるため、ECBは金利を変更する可能性があるとの認識を示した。
メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁は、利上げが正当化されるか、ECBは毎月検討す
る必要があると述べた。
また、マーケット・ニュース・インターナショナル(MNSI)は、匿名の関係筋の話
として、ECBが金融引き締めを余儀なくされる可能性があるものの、利上げは差し迫っ
ていないと伝えた。
1556GMT時点で、独連邦債先物6月限FGBLM8は18ティック安の113.89。
2年物と10年物のイールドスプレッドは、前日の30bpから24bpに縮小。ただ
一部のストラテジストは、金融セクターの状況に対する根強い懸念を踏まえ、一段のフラ
ット化余地はさほど残っていないと指摘した。
相場は、アジア株安を背景に米債が海外市場で上昇したことに追従し、上昇して始まっ
た。ただ、欧州株が下げを一部取り戻すなか下げに転じた。
英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)は、59億ポンドに上
る可能性のある資産評価損をカバーするため120億ポンドの株主割当増資を実施すると
発表した。
トレーダーは、この日の国債発行や原油の最高値更新も圧迫材料になったと指摘した。
EURIBOR先物は08年の各限月が最高14bp低下した。
金利スワップ市場では、2・10年物スプレッドが、前日終盤の約40bpから21
bpに縮小した。
[東京 23日 ロイター]
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