欧州市場サマリー(16日)
1616GMT 15日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.5586 1.5443
ドル/円<JPY=> 103.79 104.68
ユーロ/円<EURJPY=> 161.83 161.61
16日終値 前営業日終値
株 FT100 6304.3 (+52.5) 6251.8
クセトラDAX 7156.55(+75.50) 7081.05
金 現物午後値決め 897.00 881.25
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 95.180 (+0.030) 3.969(3.973)
独連邦債2年物 3.994(4.004)
独連邦債10年物(6月限) 113.65 (+0.47) 4.178(4.207)
独連邦債30年物 4.655(4.688)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが下落。5月の米ミシガンン大学消費者信頼感指数速報値が28年ぶり
低水準となったことで、第2・四半期の景気後退懸念が高まり、連邦準備理事会(FRB)
が年内に利上げに踏み切るとの観測が後退した。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。原油高を背景に石油株が上昇し、FT100種総
合株価指数.FTSEは4カ月ぶり高値で引けた。
FT指数は一時6348.6まで上昇したが、5月の米ミシガン大消費者信頼感指数速
報値が28年ぶり低水準となったことで上値が抑えられた。週足では1.6%高となった
が、年初来では依然として2.4%下落している。
GFTグローバル・マーケッツのデリバティブ部門代表、マーティン・スレイニー氏は
「ミシガン大消費者信頼感指数が1980年代以来の低水準となったことで、米国市場が
軟調となった。これを受けて来週は英株も上値が重くなるだろう」と述べた。
原子力発電のブリティッシュ・エナジー(BGY.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.2%高。複数の買収提案を受け、
15日の終値680ペンスを上回る額の提示もあることを明らかにした。
ロンドン証券取引所(LSE.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.1%高。買収をめぐる観測が手掛かりとなった。サ
ンフォード・C・バーンスタインはリポートで、ロンドン証取の株価が安くなり、ナスダ
ック・ストック・マーケット(NDAQ.O: 株価, 企業情報, レポート)やNYSEユーロネクスト(NYX.N: 株価, 企業情報, レポート)の手の届く範囲
となったと指摘した。
米原油先物CLc1価格は過去最高値を更新し128ドルに迫った。これを背景に石油株
が上昇しFT指数を約26ポイント押し上げた。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%高、ロイヤル・ダ
ッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.8%高、タロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.2%高と
なった。
鉱山株は高安まちまち。アングロアメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロンミ
ン(LMI.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベダンタ・リソーシス(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)は上昇。アントファガスタ(ANTO.L: 株価, 企業情報, レポート)、ユーラシ
アン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)(ENRC.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・
ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)は値下がりした。
モルガン・スタンレーはリポートで、過去12カ月間に鉱山株は66%、石油株は30
%アウトパフォームしており、利益を確定するのが賢明との見方を示した。
欧州株式市場は続伸。原油価格の最高値更新を受けエネルギー株が上昇した。ただ銀行
株の軟調や弱い米消費者信頼感指数を受け、高値から押し戻された。
FTSEユーロファースト300種指数は5.34ポイント(0.39%)高
の1365.20。一時1.2%上昇し4カ月ぶりの高値をつけたものの、米ミシガン大
消費者信頼感指数が28年ぶりの低水準となったことで上げ幅を縮小した。週間べースで
は1.5%上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数は8.05ポイント(0.21%)高の
3862.91。
米原油先物CLc1が1バレル=128ドルに迫る水準に上昇し、石油・ガス株を圧迫し
た。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.AS: 株価, 企業情報, レポート)、トタル(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が1.5―
2.5%上昇した。
原子力発電のブリティッシュ・エナジー(BGY.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.2%高。複数の買収提案を受け
たと明らかにしたことも買い材料となった。
製薬株が堅調となり、フランスのサノフィ・アベンテイス(SASY.PA: 株価, 企業情報, レポート)が2.2%上昇し
た。心臓病治療薬の治験が前向きな結果となったことを好感した。
銀行株が下落した。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)が
3.4%、UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が1.7%、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)が2%、それぞれ下落し
た。BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)は0.8%安となった。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)(BAY.L: 株価, 企業情報, レポート)は4%高。同社は、2007/08年
度(07年4月─08年3月)決算が45%の増益となり、01年以来始めて配当を実施
する方針を示した。
ヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)の取締役会メンバー選任をめぐる委任状争奪戦の動きを受けて、米ハイ
テク株が上昇。この流れをくみ欧州ハイテク株も好調だった。ノキア(NOK1V.HE: 株価, 企業情報, レポート)が1.8
%、シーメンス(SIEGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)が2.3%それぞれ上昇した。
<ユーロ圏債券> 反発。米ミシガン大消費者信頼感指数が28年ぶり低水準となり、
個人消費の鈍化が景気を圧迫するとの懸念が再浮上したことから、債券に質への逃避買い
が入った。
欧州株式は堅調となったが、債券にも最近の下落を受けて買いが入り、2年債利回りが
心理的な節目となる4.00%を割り込んだ。
5月の米ミシガン大消費者調査・速報値は、消費者信頼感指数が59.5とエコノミス
ト予想の中央値である62.0を下回り、1980年6月以来の水準に落ち込んだ。
4月の米住宅着工件数が予想を上回ったことから相場は一時、伸び悩んだ。
今週は強い英インフレ指標などを受けて弱い地合いが続いていた。しかし、15日の米
製造部門や雇用関連の弱い指標で景気懸念が再燃し、オーバーナイトで米債券が堅調とな
ったことから、この流れをくみ欧州債券も序盤上昇した。
最近売り優勢となっていたEURIBOR金利先物<0#FEI:>の09年の各限月にやや安
定化の兆しが見られた。
金利スワップ市場では、2年物<EURAB6E2Y=>利回りが4.66%、10年物
<EURAB6E10Y=>利回りが4.605%となり、イールドカーブが続き逆イールドとなった。
[東京 17日 ロイター]
© Thomson Reuters 2008 All rights reserved.






