NY外為市場=ドル下落、弱い米消費者信頼感指数で年内利上げ観測後退
ドル/円 終値 104.02/08
始値 104.57/60
前営業日終値 104.69/72
ユーロ/ドル 終値 1.5575/79
始値 1.5507/09
前営業日終値 1.5441/44
--------------------------------------------------------------------------------
[ニューヨーク 16日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。米
消費者信頼感指数が大きく低下し、第2・四半期がマイナス成長になるとの懸念が強まり、
連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測が後退した。
4月の米住宅着工・許可件数は予想を上回り、ドルが一時的に若干買われた。その後発
表された5月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は大きく低下し、28年ぶり低水準
となった。
BOMキャピタル・マーケッツの為替ストラテジスト、アンドリュー・ブッシュ氏は、
消費者信頼感指数は消費支出との関連が深いと指摘。「消費支出が低水準になる可能性が
高いことを示しており、6月までこの状態が続けば四半期の国内総生産(GDP)の伸び
がマイナスになる可能性がある」と話した。
ユーロ/ドルEUR=は終盤、ほぼ1%高の1.5589ドルとなった。一時この日の高
値である1.5600ドルまで上昇した。
ドル/円JPY=は終盤、0.5%安の104.18円となった。一時この日の安値であ
る103.54円まで下落した。
主要6通貨に対するNY商品取引所(NYBOT)ドル指数.DXYは0.7%下落し
72.836となった。
4月の非農業部門雇用者数が修正され減少幅が当初の2万人減から拡大するとの憶測が、
ドル売りに拍車をかけた可能性がある。この日発表された各州の雇用状況を基に算出され
た数字では、4月は15万1000人の減少となった。
しかしアナリストはこの見方には懐疑的だ。グリニッジ・キャピタルの首席国際ストラ
テジスト、アラン・ラスキン氏は「市場は、この数字をみて4月の非農業部門雇用者数の
下方修正は必須だととらえるべきではない。これがドル売りの主要因とは思わない」と述
べた。
ドルはここ数週間、FRBの利下げ打ち止めが近いとの見方から上昇しているが、前出
のブッシュ氏は「FRBの利上げ開始を見極めようかという時でないことは明らか」とし、
この日ドルが地合いを失っている原因との見方を示した。
金利先物市場では、FRBが6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置く
確率を88%織り込んでいる。一時は92%となっていた。年内利上げを織り込む確率は
一時の100%から78%に低下した。
原文参照番号[nN16419551] (3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過し
た記事でも380日以内であれば[ID:nN16419551]ご覧になれます。なお、契約の内容
によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
経済の成長戦略を示せるかが鍵
タンタロン・リサーチ・ジャパンCEOのイェスパー・コール氏は自民・民主両党とも経済の成長シナリオを描ききれておらず、海外の投資家が日本買いに向かいづらい一因となっている、と指摘した。 ビデオ






日本
米国