NY外為市場=ドル上昇は一服、株安・商品相場高で利食い売り優勢

2008年 08月 19日 06:41 JST
 
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 [ニューヨーク 18日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場でドルが対円で7カ月ぶりの高値から下落し、主要通貨に対するドル指数.DXYは12営業日ぶりに下落した。株価の下落と金相場の反発を受けて利益確定のドル売り出た。

 ドルは対ユーロでも6カ月ぶりの高値から下落した。しかし、市場ではドルの下落は一時的なもので、押し目買いの好機とみられている。

 FXソリューションズの市場アナリスト、ジョゼフ・トレビサーニ氏は、ドルの下落は新規のドル売りポジションの設定によるもので、このうちの一部は短期的で利益確定が目的だと指摘した。その上で、ユーロが1.48ドルを超えて上昇すれば、再びユーロ売りが優勢になるとの見方を示した。

 金主導で商品価格が上昇したことがドルの反発を抑えた。米株価の下落も重しとなった。

 主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数.DXYは0.1%低下し、77.120。一時76.776まで低下した。15日には7カ月ぶり高水準の77.268をつけていた。

 ユーロ/ドルEUR=は終盤の取引で1.4693ドルとほぼ変わらず。原油先物が値を消したことから、ユーロはこの日の高値1.4767ドルから押し戻された。

 EBSのデータによると、ユーロは一時6カ月ぶり安値の1.4645ドルまで下落。7月につけた史上最高値からは約8%下落している。

  ルーシュ・インターナショナルの市場アナリスト、オマー・イシナー氏は「ドル高基調であることから、市場ではユーロの反発を依然として売りを出す機会だととらえている。これがしばらくユーロの上値を抑えるだろう」と語った。

 米株式市場では住宅ローン問題による損失が拡大するとの見方から株価が下落し、ドル/円JPY=を圧迫した。ロイター・ディーリングによると、終盤時点で0.3%安の110.11円。15日には110.70円付近に上昇し、7カ月ぶりの高値をつけていた。

 商品価格の上昇を背景に豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが上昇した。豪ドル/米ドルAUD=は一時0.8756米ドルの高値をつけた。NZドル/米ドルNZD=は0.8%高の0.7886米ドル。

 

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