ユーロ圏金融・債券市場・終盤=10年債利回りは3年ぶり低水準、ユーロ圏CPI鈍化で
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 96.485 (‐0.010) 2.107(2.139)
独連邦債2年物 2.196(2.224)
独連邦債10年物(12月限) 121.57 (+0.30) 3.255(3.276)
独連邦債30年物 3.728(3.776)
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[ロンドン 28日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は独連邦債10年物を中心
に利回りが低下した。11月ユーロ圏のEU(欧州連合)基準消費者物価指数(CPI)
が前月から鈍化したことを受け、インフレに敏感な長期債の需要が高まった。
欧州市場寄り付きにかけて米10年債US10YT=RR利回りが1958年以来の水準に低
下したことを手がかりに、長期債は序盤から上昇。利回りは一時3年ぶり低水準となった。
11月ユーロ圏CPIは前年比2.1%上昇と、前月の3.2%上昇から鈍化し、予想
の2.3%上昇を下回った。また、10月ユーロ圏の失業率が上昇し、欧州中央銀行(E
CB)が来週の理事会で大幅な利下げを実施する観測が強まった。
ロイターが集計した最新のアナリスト予想では、50ベーシスポイント(bp)利下げ
する公算が大きいとみられている。一方、市場では75bp利下げの確率も織り込まれて
いる。
1635GMT時点で、独連邦債先物12月限FGBLc1は36ティック高の
121.63。
独連邦債2年物EU2YT=RR利回りは0.5bp上昇し、2.21%。
同10年物EU10YT=RR利回りは4bp低下し3.25%。一時、3年ぶりの低水準と
なる3.233%をつけた。
2・10年債利回り格差は104bpに縮小し、イールドカーブがフラット化した。
30年物EU30YT=RR利回りも一時、3年ぶりの水準となる3.686%に低下。その
後は前日比4bp低下の3.73%で推移。
固定利付債と物価連動債の利回り差であるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)
は、ユーロ圏CPI鈍化にはさほど反応しなかった。
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