ユーロ圏金融・債券市場・終盤=30年債利回りが過去最低、弱い欧米指標受け
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 96.605 (+0.065) 2.040(2.092)
独連邦債2年物 2.063(2.123)
独連邦債10年物(12月限) 124.38 (+0.91) 3.051(3.047)
独連邦債30年物 3.300(3.477)
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[ロンドン 3日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場で30年物国債利回りが過去
最低水準に低下した。欧米サービス部門の弱い指標を受け、景気後退とデフレをめぐる懸
念が強まった。
この日は、11月のユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が過去最低水
準となったほか、11月の米供給管理協会(ISM)非製造業部門総合指数も予想以上に
大きく低下した。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が今週、FRBによる長期債買い取りの
可能性に言及するなか、弱い欧州指標を受けて、欧州中央銀行(ECB)も結果的に長期
債を買い取る可能性があるとの見方が一部で浮上した。
カリヨンのデータによると、30年物EU30YT=RR利回りは3.319%まで低下し、
過去最低水準をつけた。
あるトレーダーは、ECBの長期債買い取りの可能性について「魅力的な話に聞こえる
ものの、米債券に比べて欧州債券は複雑だ。ECBは何を買うのだろうか」と述べ、イタ
リア国債とドイツ国債の大幅な利回り格差を指摘した。
1620GMT時点で、独連邦債10年物EU10YT=RR利回りは3.04%で横ばい。
一時、2005年9月以来の水準となる3.004%まで低下した。
同2年物EU2YT=RR利回りも2.09%で変わらず。
30年物は14.5ベーシスポイント(bp)低下し3.328%となった。
ユーロスワップ金利50年物EURAB6E50Y=と仏超長期債50年物(OAT)
EU50YT=RRの相場が大きく動いた。
スワップ金利50年物はこの日2.46%に低下。11月28日時点では3.27%だ
った。
モニュメント・セキュリティーズの債券アナリスト、マーク・オスワルド氏は「今週末
に先物の限月交代を控えていることやスワップ金利50年物の低下で、超長期債の価格が
押し上げられている」と話した。
独連邦債先物12月限FGBLZ8は25ティック高の123.72となった。一時
124.05まで上昇し05年9月以来の高値をつけた。
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