欧州市場サマリー(3日)
1347GMT 2日
ユーロ/ドルEUR= 1.2624 1.2712
ドル/円JPY= 92.790 93.370
ユーロ/円EURJPY= 117.18 118.68
3日終値 前営業日終値
株 FT100 4169.96(+47.10) 4122.86
クセトラDAX 4567.24(+35.45) 4531.79
金 現物午後値決め 766.25 780.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 96.605 (+0.065) 2.040(2.092)
独連邦債2年物 2.063(2.123)
独連邦債10年物(12月限) 124.38 (+0.91) 3.051(3.047)
独連邦債30年物 3.300(3.477)
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<為替> 円が主要通貨に対し全般的に上昇。世界株安となる中、リスク回避の動きが
高まっていることを反映した。
欧州中央銀行(ECB)、英中銀、ニュージーランド中銀、スウェーデン中銀の金利決
定をあす4日に控え、小動きとなっている。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。経済悪化懸念からディフェンシブ銘柄である医薬
品株が買われた。イングランド銀行(英中央銀行)が大幅利下げを行うとの観測も相場を
支援した。
英中銀は4日に金融政策を発表する。ロイターがまとめたエコノミスト予想では1%ポ
イントの利下げが見込まれている。
医薬品株が買われ、グラクソ・ スミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.4%、アストラぜネカ
(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.5%上昇した。
ロイヤル・ バンク・オブ・スコットランド(RBS)の市場ストラテジスト、二ール・
パーカー氏は「すべての市場が極端に不安定だ。株も債券も為替も大きく振れている。
ただ株式市場はすでに底を打ったと思われる」との見方を示した。
バークレイズ・ストックブローカーズのストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は「英中銀
が明日、どの程度積極的な手段を講じるのかをめぐり(市場は)神経質になっている」と
述べた。
金融機関への根強い懸念を背景に銀行株は軟調。HBOSHBOS.Lは3.8%、ロイズ
TSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.7%それぞれ下げた。バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.8%安。
RBS(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.5%高だった。
石油株は下落。米原油先物CLc1は年初来最高値から100ドル以上安い水準で推移し
ている。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.5%安、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.8%安、B
Gグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.4%安だった。
鉱山株はまちまち。エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)が5%下げた一方、アングロ・アメリカン
(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%高。カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.9%、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)(BHP.AX: 株価, 企業情報, レポート)
は3.8%それぞれ上げた。
リオ・ティント(RIO.AX: 株価, 企業情報, レポート)は9.6%安だった。
欧州株式市場は続伸。粗い値動きとなるなか、引けにかけ一時の下げから値を戻した。
欧州中央銀行(ECB)があす4日、大幅な利下げを実施する公算が高まる中、ディフェ
ンシブ株の医薬品や通信株が買われた。
世界景気低迷が影響しコモディティへの需要が減速するとの懸念が再燃し、エネルギー・
鉱山株は売られた。取引終盤に下げ渋ったもののマイナス圏で引けた。リオ・ティント
(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)は9.6%安、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)は5%安、トタル(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%安。
FTSEユーロファースト300種指数は4.58ポイント(0.55%)高
の829.89。一時、2.5%超下落した。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは15.39ポイント(0.65%)高
の2369.52。
通信株ではボーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.4%高、医薬品のノバルティス(NOVN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は
4.5%高、アストラゼネカ(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.4%高。
銀行株は安い。クレディスイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は8.9%安。企業クレジットや商業用モー
ゲージへのエクスポージャーが景気低迷の一段の影響を受け、四半期赤字計上につながる
可能性があるとの懸念が圧迫材料となった。
トレーダーは、競合UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)がスイス政府による資本注入を受けた後、投資家
の視点がクレディスイスに向いていると指摘した。
独半導体メーカーのインフィニオン(IFXGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は40%安。メモリー部門のキマンダ
QI.Nが破たん、もしくはコスト削減に失敗した場合、すでにさえない内容となっている
2009年業績見通しが一段と悪化する可能性があると警告した。
11月ユーロ圏サービス部門PMI改定値は調査開始以来最低の水準となった。また、
10月ユーロ圏小売売上高は予想以上の落ち込みとなり、消費需要の低迷を裏付け、EC
Bによる大幅利下げ実施の公算が高まった。
<ユーロ圏債券> 30年物国債利回りが過去最低水準に低下した。欧米サービス部門
の弱い指標を受け、景気後退とデフレをめぐる懸念が強まった。
この日は、11月のユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が過去最低水
準となったほか、11月の米供給管理協会(ISM)非製造業部門総合指数も予想以上に
大きく低下した。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が今週、FRBによる長期債買い取りの
可能性に言及するなか、弱い欧州指標を受けて、欧州中央銀行(ECB)も結果的に長期
債を買い取る可能性があるとの見方が一部で浮上した。
カリヨンのデータによると、30年物EU30YT=RR利回りは3.319%まで低下し、
過去最低水準をつけた。
あるトレーダーは、ECBの長期債買い取りの可能性について「魅力的な話に聞こえる
ものの、米債券に比べて欧州債券は複雑だ。ECBは何を買うのだろうか」と述べ、イタ
リア国債とドイツ国債の大幅な利回り格差を指摘した。
1620GMT時点で、独連邦債10年物EU10YT=RR利回りは3.04%で横ばい。
一時、2005年9月以来の水準となる3.004%まで低下した。
同2年物EU2YT=RR利回りも2.09%で変わらず。
30年物は14.5ベーシスポイント(bp)低下し3.328%となった。
ユーロスワップ金利50年物EURAB6E50Y=と仏超長期債50年物(OAT)
EU50YT=RRの相場が大きく動いた。
スワップ金利50年物はこの日2.46%に低下。11月28日時点では3.27%だ
った。
モニュメント・セキュリティーズの債券アナリスト、マーク・オスワルド氏は「今週末
に先物の限月交代を控えていることやスワップ金利50年物の低下で、超長期債の価格が
押し上げられている」と話した。
独連邦債先物12月限FGBLZ8は25ティック高の123.72となった。一時
124.05まで上昇し05年9月以来の高値をつけた。
[東京 4日 ロイター]
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