欧州市場サマリー(25日)
1341GMT 24日
ユーロ/ドルEUR= 1.2810 1.2839
ドル/円JPY= 96.630 96.780
ユーロ/円EURJPY= 123.80 124.23
25日終値 前営業日終値
株 FT100 3848.98(+32.54) 3816.44
クセトラDAX 3846.21(‐49.54) 3895.75
金 現物午後値決め 978.50 984.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限) 98.325 (+0.035) 0.924(0.979)
独連邦債2年物 1.277(1.300)
独連邦債10年物(3月限) 125.37 (‐0.32) 3.017(2.997)
独連邦債30年物 3.691(3.705)
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<為替> ドルが円以外の大半の主要通貨に対し上昇。リスク回避の動きが続いている。
円も全般的に上昇。スタンダード&プアーズは、世界経済の減速が強まるなか、1年前
と比較して国債の格下げが増えるとの見通しを示した。
<株式> ロンドン株式市場は4日ぶりに上昇。午後の相場は値動きの荒い展開となっ
たが、結局、金融・石油株の上げが鉱山株の下げを補った。
1月の米中古住宅販売が11年半ぶり低水準となったことを受けて、米株式が軟調とな
ったことに圧迫される場面もあった。
CMCマーケッツのチーフディーラー、デビッド・フィネンバーグ氏は「現時点では市
場心理がやや上向いていることは明らかだ。FT指数の上げの大半は金融株が占めている
が、金融サービス機構(FSA)理事長のコメントは投資家にとって長期的に警戒すべき
理由となり得る」と述べた。
ターナーFSA理事長はこの日、HBOSHBOS.Lなどの金融機関の監督方法を誤った
との考えを示した。
銀行支援策の一環であるリスク資産保証制度の詳細について、英政府は今週中に計画を
公表する予定。一部管理下に置かれたロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)やロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)への対応も今週の業績発表の際に明ら
かにされるとみられる。
RBS、ロイズ、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャー
タード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.2─7.5%上昇した。
エネルギー株では、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェルRDSA.L、BGグループ
(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、タロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)、ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.8─2.4%値上がり
した。原油価格の上昇が背景。
不動産株も高い。ハマーソン(HMSO.L: 株価, 企業情報, レポート)は7.5%高。株主割当発行による資金調達につ
いて株主の支持が得られたほか、JPモルガンが投資判断を「ニュートラル」から「オー
バーウエイト」に引き上げたことを好感した。
同業のリバティー・インターナショナルLII.Lは3.8%高、ブリティッシュ・ラン
ド(BLND.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.0%高、ランド・セキュリティーズ(LAND.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.5%高。
鉱山株は引き続き需要懸念が圧迫。アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.7%安、BH
Pビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)2.3%安。
欧州株式市場は4営業日続落。終値ベースで、4営業日連続で6年ぶり安値を更新した。
銀行株が全般的に堅調となる一方、通信・医薬品株などディフェンシブ銘柄が下落した。
FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は3.23ポイント(0.45%)安
の716.15。 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは12.24ポイント
(0.62%)安の1965.26。
医薬品株ではロシュ(ROG.VX: 株価, 企業情報, レポート)が3%安、グラクソ・スミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.1%、
ノバルティス(NOVN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が1.5%それぞれ下落した。
通信株も全般的に軟調となり、BTグループ(BT.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.4%、スイスコム(SCMN.VX: 株価, 企業情報, レポート)
が1.8%、フランステレコム(FTE.PA: 株価, 企業情報, レポート)が1.5%それぞれ値下がりした。
金融株はまちまち。ただ、英財務省と大手銀行が銀行支援策の一環であるリスク資産保
証制度の最終的な詰めに入っているとのニュースを手掛かりに、英銀行株は全般的に上昇
した。
バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は7.5%、ロイズ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)は6.5%、ロイヤル・バンク・オ
ブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.5%それぞれ上昇。一方、アクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)
は3.8%安、スウェドバンク(SWEDa.ST: 株価, 企業情報, レポート)は5.5%安となった。
米原油先物CLc1が急伸しエネルギー株に買いが入った。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッ
チ・シェル(RDSb.L: 株価, 企業情報, レポート)、BGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、タロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)などそろって上昇し
た。
この日発表された欧米経済指標では、1月の米中古住宅販売が11年ぶり水準に落ち込
み、住宅価格も6年ぶり低水準となった。第4・四半期の英国内総生産(GDP)改定値
は前期比マイナス1.5%と、1980年以来の大幅なマイナス成長となった。 バー
ナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で、金融の安定化に向けた当局の努力
が奏功しなければ米景気後退は年内に終わらない可能性があると警告したことや、スタン
ダード・アンド・プアーズ(S&P)のウクライナ国債格下げも、市場心理を悪化させた。
<ユーロ圏債券> 小幅上昇。欧州株式市場が軟調となるなか、世界経済への懸念が高
まったほか、欧州中央銀行(ECB)当局者の
発言を受けて経済の弱体化を背景にECBが追加利下げを実施するとの観測が強まった。
米債券市場の下落を受け一時の上げを削る一方、欧州株の下落や弱い米住宅指標、スタ
ンダード&プアーズ(S&P)による年内の国債格下げ見通しなどが相場を支えた。
独連邦債先物3月限FGBLc1は13ティック高の125.82。一時125.95まで
上昇した。
独連邦債10年物EU10YT=RR利回りは約1ベーシスポイント(bp)上昇し
2.990%。
同2年物EU2YT=RR利回りはほぼ横ばいの1.260%。一時1.229%まで低下し
た。アナリストからは、ECB理事会メンバーであるウェーバー・ドイツ連銀総裁が政策
金利は1%を下回るべきではないと発言したことが短期ゾーンを支援したとの声が聞かれ
た。
S&Pは、世界経済の減速が強まるなか、今年は昨年と比較して国債の格下げが増える
との見通しを示した。
ドイツ・フランス両国の当局者は、ユーロ圏共通のソブリン債発行について現時点では
選択肢にないと示唆した。ただ、ウェーバー総裁は困難に直面しているユーロ圏諸国に向
けた支援の可能性を示した。
ノルディアのチーフストラテジスト、ニルス・フロム氏は「各国の国債格付けや経済的
に弱いユーロ圏の一部諸国、東欧の状況はすでに多くの関心を集めている。これに加えて
全体的にリスク回避姿勢が強まっている環境にあり、市場は非常に不安定だ。関連ニュー
スが市場に影響を与えるのに時間はかからない」と述べた。
独連邦債とほかのユーロ圏債券の利回り格差は、ユーロ導入後の過去最大近くに拡大し
た。
ただギリシャ国債と独連邦債の10年物利回り格差は縮小した。ムーディーズ・インベ
スターズ・サービスは、ギリシャの政府債格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」
に引き下げた。アナリストによると、これにより近い将来に同国が格下げされる可能性が
排除されたとの見方が浮上した。
イタリアはこの日17億5000万ユーロのインフレ連動債入札を実施した。
[東京 26日 ロイター]
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