欧州市場サマリー(11日)
1306GMT 10日
ユーロ/ドルEUR= 1.4007 1.3966
ドル/円JPY= 98.120 98.200
ユーロ/円EURJPY= 137.49 137.32
11日終値 前営業日終値
株 FT100 4461.87(+25.12) 4436.75
クセトラDAX 5107.26(+56.08) 5051.18
金 現物午後値決め 947.50 953.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 98.720 (+0.010) 0.800(0.809)
独連邦債2年物 1.768(1.716)
独連邦債10年物(6月限) 118.53 (+0.19) 3.694(3.701)
独連邦債30年物 4.366(4.373)
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<為替> ドルが大半の主要通貨に対し下落。世界経済が回復を始めたとの期待を背景
に、安全資産としてのドルへの逃避買いが後退している。
米指標では新規失業保険週間申請件数が減少した。トレーダーによると、5月米小売り
売上高は増加したものの、主にガソリン価格の上昇が要因と受けとられている。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。銀行・医薬品株が上昇し、エネルギー株の下げを
相殺した。
銀行株が相場を押し上げた。HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.9%高。クレディ・スイスが同行
の投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を525ペンスか
ら670ペンスにそれぞれ引き上げた。
バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.6%、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.6%、
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.8%それぞれ上昇し
た。
英紙デーリー・テレグラフがと報じたところによると、英政府の保有するRBSとロイ
ズ・バンキング・グループの株式を管理するUKフィナンシャル・インベストメンツが両
行のEB債(他社株転換社債)を発行する可能性がある。
相場は中盤まで確かな方向性のないまま推移したものの、5月の米小売売上高の増加に
加え米新規失業保険申請件数が4週連続で減少したことに支援された。
ベットオンマーケッツ・ドット・コムの市場アナリスト、デビッド・エバンス氏は「米
雇用指標が予想を上回る強い内容だったことや小売売上高が3カ月ぶりに増加に転じたこ
とを背景に、この日の相場は楽観的な見方が優勢となった」と指摘した。ただ、市場は依
然として明確な方向性に欠けていると述べた。
医薬品株ではグラクソ・スミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.6%高。モルガン・スタンレー
が投資判断を「イコールウエート」に引き上げ、業界投資判断も「インライン」から「ア
トラクティブ」に引き上げた。アストラゼネカ(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.3%上昇した。
最近は上昇基調にあった石油株は軟調。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル
(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.9―1.6%下落した。
欧州株式市場は続伸し、5カ月ぶり高値で引けた。景気後退の緩和を示す米経済指標を
手がかりに、銀行セクターを中心に上昇した。
米指標は、5月小売売上高が3カ月ぶりに増加したほか、新規失業保険週間申請件数が
4週連続で減少した。
FTSEユーロファースト300種指数は7.80ポイント(0.89%)高
の887.78。終値としては1月6日以来の高値。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは21.39ポイント(0.86%)高
の2522.33。
銀行株ではHSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、BNPパリ
バ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)が2.2─5.6%高。
ディフェンシブ銘柄も高い。ボーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.5%高、ロシュ(ROG.VX: 株価, 企業情報, レポート)は
1.9%高、エーオン(EONGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は1.3%高。
自動車銘柄も堅調。ダイムラー(DAIGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は2.7%高、BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は1.2%
高。
自動車部品メーカーのバレオ(VLOF.PA: 株価, 企業情報, レポート)も、メリルリンチの投資判断引き上げを好感し
8.5%高。
半面、小売大手カルフール(CARR.PA: 株価, 企業情報, レポート)は3.7%下落。トレーダーによると、利益見通
しを引き下げる可能性があるとのうわさを嫌気した。同社はコメントを控えている。
多くのアナリストやファンドマネジャーは、「若芽」の兆候があるものの、世界景気見
通しが依然不透明であることを背景に、相場が最近の大幅上昇を受けた値堅めの時期に入
る可能性があると指摘する。
F&Cで資産分配を担当するポール・ニベン氏は、株・クレジット・商品・政府債が最
近しっかりとなったことに触れ、「バリュエーションが全般的に公正で、経済・企業ニュ
ーズの上向きサプライズが限定的であることから、株・クレジットのリスクはより均衡し
たものになるだろう」と述べた。
<ユーロ圏債券> 下落。景気回復への楽観的な見方から株価が堅調となり債券需要が
後退したほか、国債発行も相場を圧迫した。
米債券市場では10年債利回りが一時4%台に上昇したものの、その後低下した。3カ
月ぶりに増加に転じた5月の米小売売上高にガソリン価格高の影響が見受けられるなど、
米経済指標がまちまちの内容となったことから、一部ショートカバーが出た。
ドイツ連邦債は米英国債をアウトパフォームした。米金利の年内引き上げ観測や英経済
の回復見通しが強まったことが背景。英国債GB10YT=RR利回りは前年11月以来初めて
4.0%を上抜けた。
英国債10年物と独連邦債10年物の利回り格差は10ベーシスポイント(bp)超拡
大し34bpと、ほぼ5週間ぶり水準になった。
1528GMT時点で、独連邦債先物6月限FGBLc1は23ティック安の117.97。
独連邦債2年物EU2YT=RR利回りは1bp上昇し1.768%。一時1月初め以来の高
水準となる1.826%をつけた。同10年物EU10YT=RR利回りは1.8bp低下し
3.687%。
この日はイタリアが83億6000万ユーロの固定利付債(BTP)を発行した。アナ
リストによると、今週の多額の国債発行を踏まえると、堅調な結果だった。
イタリアBTP10年物と独連邦債10年物の利回り格差は104bpに縮小した。入
札前は108bp、前日終盤時点では105bpだった。
[東京 12日 ロイター]
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