ユーロ圏金融・債券市場・終盤=株高受け下落、独連邦債先物は2週間ぶり安値に迫る
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.090 (+0.010) 0.423(0.450)
独連邦債2年物 1.289(1.247)
独連邦債10年物(9月限) 121.17 (‐0.73) 3.374(3.300)
独連邦債30年物 4.108(4.049)
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[ロンドン 15日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は利回りが上昇。堅調な企
業決算を手掛かりに株価が上昇し、安全資産としての債券への需要が後退する中、独連邦
債先物は2週間ぶり安値に迫った。
米株市場でハイテク株が買われナスダックを押し上げる中、独連邦債先物9月限
FGBLc1は引け後の取引で121.16に下落。清算値は121.36だった。欧州株式
市場でも主要指数が3日続伸した。
カリヨンの債券アナリスト、ピーター・チャットウェル氏は「連邦債先物の次の主要な
水準は121.00となる。現物市場では連邦債利回りの節目となる水準は3.40%で、
これを上抜けた場合、3.45─3.60が視野に入ってくるだろう」と指摘した。
1620GMT時点で、独連邦債先物9月限は70ティック安の121.20と、約2
週間ぶりの安値をつけた。
独連邦債2年物EU2YT=RR利回りは3.1ベーシスポイント(bp)上昇し1.278
%。一時、2週間ぶりの水準に迫る1.292%に上昇した。
同10年物EU10YT=RR利回りは7.6bp上昇し3.376%。
2・10年物利回り格差は前日終盤の205bpから小幅拡大し、209bpとなった。
リスク志向が高まる中、イタリア国債10年物固定利付債(BTP)IT10YT=RRのほ
か、ギリシャ・アイルランド・ポルトガル債などの高利回り債と独連邦債の利回りスプレ
ッドが縮小した。
10年物のイタリアBTPと独連邦債の利回りスプレッドは、1週間ぶり低水準の
107bpに縮小。前日は116bpだった。
6月のユーロ圏16カ国のEU基準消費者物価指数(CPI)改定値は前年比0.1%
低下した。ユーロ圏CPIの伸びがマイナスとなるのは初めてだが、さほど材料視されな
かった。
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