株式こうみる:ドル底堅く大崩れの可能性は低い=ソシエテAM 吉野氏

2007年 11月 2日 10:39 JST
 
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 <ソシエテジェネラルアセットマネジメント・チーフエコノミスト 吉野晶雄氏>

 これまでの米国株の大幅下落局面では、為替が極端な円高に振れるケースが多かったが、今回は為替がそれほど反応していない。ドル資産回避の動きが加速しているとは考えにくい。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題の余震は続くものの、米景気の屋台骨は崩れない。株価がここから大崩れする可能性は低く、金融市場の混乱は徐々に収まるとみている。今後出てくる米経済統計にもネガティブサプライズは少ないだろう。10―12月期以降の米企業業績も増益期待が高い。米国株は持ち直すと予想している。

 日本の主力企業については、トップラインが伸びているものの、コスト増などで利益がついてこないケースが散見される。日本株の大幅な出遅れ修正は難しい。建機、小型株、不動産投信など売り込まれたセクターのリターンリバーサル的な動きになりそうだ。日経平均は11月末に1万7200円程度をイメージしている。

 (東京 2日 ロイター)

 
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