UPDATE2: NY外為市場=ドル上昇、原油下落や米消費者信頼感指数の予想外の上昇で
ドル/円 終値 108.14/16
始値 107.79/82
前営業日終値 107.45/48
ユーロ/ドル 終値 1.5583/86
始値 1.5705/08
前営業日終値 1.5737/39
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[ニューヨーク 29日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場で、ドルが上昇。主
要6通貨に対するNY商品取引所(NYBOT)ドル指数.DXYは約1カ月ぶりの高水準
をつけた。原油価格の下落や米消費者信頼感指数の予想外の上昇が手掛かりとなった。
アナリストは、米メリルリンチMER.Nが前日、評価損計上見通しと増資を発表したこ
とで、信用危機の曲がり角が近いとの見方が広がったこともドルを支援したと指摘した。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの通貨シニアストラテジスト、マイケル・ウール
フォーク氏は「株高、消費者信頼感指数の上昇、原油下落を受けて、ドルは午前10時
(日本時間午後11時)頃から勢いを増してきた」と指摘。「ユーロ/ドルは節目となる
水準をいくつか超えた。原油価格が120ドルを下回れば、1.5550ドルを下抜ける
可能性がある」と述べた。
ロイターデータによると、NYBOTドル指数は一時、約1カ月ぶり高水準である
73.428をつけた。終盤の取引では、0.9%上昇し73.301となった。
原油価格CLc1は一時、4ドル超下落して121ドルを割り込み、5月以来の安値をつ
けた。
米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が発表した7月の消費者信頼感
指数は51.9と予想外に上昇した。改善は2007年12月以来。
一方、フランス国立統計経済研究所(INSEE)が発表した7月の消費者信頼感指数
はマイナス48と、1987年のデータ発表開始以来の最低水準に落ち込んだ。過去最低
を記録したのは7カ月連続。これがユーロを圧迫した。
終盤の取引でユーロ/ドルEUR=は1%安の1.5585ドル。一時、1.5554ド
ルまで下落した。
ドル/円JPY=は0.6%高の108.12円。米株高のほか、日本の6月の完全失業
率が約2年ぶりの高水準となったことや全世帯消費支出が前年比実質1.8%減となった
ことが円を圧迫した。
ポンド/ドルGBP=は0.8%安の1.9791ドル。7月の英小売販売指数が
1983年の調査開始以来の最低水準を記録したことが重しとなった。6月の英新規住宅
ローン承認件数は過去最低となり、住宅市場の悪化が経済全般にマイナスの影響を及ぼし
ていることを示した。
アナリストは、フランス・日本・英国の指標は米景気減速の影響が他地域に広がってい
る証しだと指摘した。
デイリーFXドット・コムのチーフストラテジスト、キャシー・リエン氏はリサーチノ
ートの中で「市場はすでに米景気減速を織り込んでいるが、ユーロ圏、ニュージーランド、
英国などの景気減速は多くのトレーダーが予期していなかったため、ユーロ・ニュージー
ランドドル・ポンド安につながった」と指摘した。
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