〔外為マーケットアイ〕通貨オプション市場は小幅低下、1カ月物は20%割れ
〔外為マーケットアイ〕
<16:36> 通貨オプション市場は小幅低下、1カ月物は20%割れ
通貨オプション市場のドル/円JPY=の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は、前日から小幅低下している。市場筋によると、1カ月物のボラティリティは19.9―20.1%と、10月21日以来1カ月超ぶりに20%を割り込んだ。ただ、ある証券関係者は、スポット市場は急落の可能性がある一方で、米政府が打ち出した追加対策の効果を見極めている状況という。通貨オプション市場は「張り詰めた状況が続いている」とし、ボラティリティは目先下げ渋るとの見方を示す。
リスクリバーサルのスプレッド1カ月物25デルタは9.5%の円コールオーバー。
<14:06> ユーロ1.29ドル挟み、方向感の出にくい値動き
ユーロ/ドルは1.2905/08ドル付近。ある資本筋は、ファンド勢が回復しておらず、リアルマネーや実需によるフローに振り回され、足元では方向感が出にくい相場と指摘する。同資本筋は、ユーロには利下げ余地がまだ残されているとして、目先は対ドルで上値が重い値動きが続くとの見方を示す。来週の予想レンジは1.25―1.31ドル。
<13:24> ドル95.30円付近、来週の予想レンジは93―98円
ドル/円は95.28/30円付近。来週は2日の豪中銀(RBA)、4日のニュージーランド中銀(RBNZ)、欧州中銀(ECB)、英中銀(BOE)による政策金利発表が注目される。市場ではRBAが75―100ベーシスポイント(bp)、RBNZは100―125bp、BOEは75bp、ECBは50bpの利下げを予想する。外銀筋は、各国中銀の利下げスタンスを確認されれば相場をサポートしそうだとしながらも、利下げ余地が次第に小さくなるなかでポジティブサプライズは期待しにくいとみている。
しかし、米系証券関係者は「各国中銀が(予想以上に)思い切った利下げに踏み切れば、それを好感して英ポンドやユーロなどが大きく反転し、ドル売りの可能性もある」との見方を示す。ただ、ドル/円は方向感が乏しく、93―98円のレンジを予想している。
<11:53> ドル一時95.16円まで下落、輸出企業が断続的なドル売りとクロス円の売り
ドルは一時95.16円ときょうの安値まで下落した。輸出企業が断続的なドル売り/円買い、クロス円の売りを実施しているという。ユーロも一時122.69円ときょうの安値をつけた。現在は122.86円付近。
<11:15> 英ポンドは1.5390ドル付近、消費者信頼感指数の改善でも上値は重い
英ポンドは1.5390ドル付近で、朝方につけた高値1.5418ドルから下落した。
調査会社GfK・NOPが28日発表した11月の英消費者信頼感指数は、マイナス35と、前月のマイナス36から1ポイント改善した。ロイターの調査ではマイナス38と、一段の悪化が予想されていたが、予想外の改善となった。ただ、8月に記録した過去最低のマイナス39に近い水準に依然としてとどまっている。
英ポンドは同データの発表直後に利食い売りで急落し、一気に1.5400ドルを割り込んだ。その後も上値が重い状態が続いている。
香港の曽蔭権・行政長官は英テレグラフ紙とのインタビューで、英ポンドがユーロに加わるべきとの見解を明らかにした。長官は「変動相場制を採用する小さな通貨に持続可能性があるとは思えない。攻撃されているポンドをみれば自明のことだ」と述べた。
<10:43> タイバーツは軟調、国内情勢の緊張続く
タイバーツは1米ドル=35.40/45バーツの気配。前日一時35.50バーツ付近まで下落し、いったん反発したが基調は弱い。タイのネイション紙は、28日付の紙面で、クーデターのうわさが広まり、首都バンコクでは緊張が高まっている、と報じた。バーツは、アジア通貨危機の影響から、1998年1月に56.50バーツまで下落したが、今年1月には26.65バーツの高値をつけ、1997年半ばの水準に戻っていた。
UBSは27日、タイの政治危機が深刻化していることを受け、バーツ相場THB=THの見通しを引き下げた。
新たな3カ月先の見通しは、1米ドル=37.00バーツ。これまでの見通しは明らかにされなかった。
<10:07> ドル一時95.55円まで上昇、月末のドル需要を反映か
ドルは一時95.55円まで上昇した後、現在は95.48円付近。きょうは11月最後の取引日となることから実需による月末のドル需要を反映した上昇とみられる。一方で、円はけさ発表された一連の弱い本邦景気指標には反応薄だった。景気の減速が確認されても、日銀の利下げ余地が限られることや、日銀が利下げにより短期金融市場が機能不全に陥ることを懸念しているとみられるため。
経済産業省が28日発表した10月の鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は前月比3.1%低下の102.3となり、2カ月ぶりの低下となった。ロイターの事前予測調査では前月比マイナス2.5%と予想されていたが、発表された数字は予想を下回った。
<09:21> 加ドルが軟化、中銀副総裁の追加利下げ示唆で
加ドルは、1米ドル=1.2358/63加ドル付近。一時1.2363加ドル付近まで下落した。バンク・オブ・カナダ(中央銀行)の副総裁が、世界の金融危機が深刻さを増すなかで、カナダで追加的な金融緩和が必要になる可能性が高い、と述べたことで加ドルの下落が加速したという。
<09:15>ドル95円半ばで動意薄、外国人による本邦証券の換金売り続く
午前9時現在のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの95円半ばで取引されている。前日が感謝祭でNY市場が休場だったこともあり、手掛かり材料難となっている。仲値にかけては月末の実需から、ド
ルが若干強含むことも予想される。
財務省がけさ発表したデータによると、非居住者による対内証券投資は11月16日―11月22日の期間に、株式、中長期債、短期債の合計で1兆5001億円売り越し(流出超)となった。
10月26日から約1カ月の累計(暫定値)では、非居住者の売り越しは3兆7232億円に達しており、外国人による本邦証券の換金売りが続いていることを証明している。
<08:45> ユーロ123円付近、ユーロ圏11月のCPIに注目
ユーロは123.06円付近。けさは122.90―123.15円のレンジで小動きとなっている。市場では、きょう日本時間午後7時に発表予定の11月のユーロ圏CPI(速報値)に注目する声が聞かれる。
ロイターが実施したエコノミスト調査では、エネルギー価格の下落を反映して10月の3.2%から2.4%と大幅な伸びの鈍化が見込まれている。ユーロ圏CPIの結果を受けて、市場で来月の欧州中央銀行(ECB)の利下げ継続に向けた追い風になるとの見方が強まれば、ユーロに下落余地が高まる可能性もあるという。
欧州連合(EU)のアルムニア欧州委員(経済・通貨担当)は27日、2009年にかけてユーロ圏の景気がさらに悪化する恐れがあるとの認識を示した。ロイター調査では、ECBが12月に少なくとも50bpの追加利下げを実施することが予想されている。
<08:25> ドル95円半ば、本邦景気指標悪化とディスインフレ傾向の確認を予想
ドルは95.45円付近。きょうは月末にあたり仲値にかけては実需筋のドル需要で小じっかりの展開も予想される。これから発表される本邦の失業率、家計調査、CPIおよび鉱工業生産指数は、総じて景気の悪化とディスインフレ傾向を確認するものとなると予想されるが、「日銀がさらなる金融緩和に関して積極姿勢を示していない中で、海外景気動向や世界金融市場動向といった外的要因のほうがより政策決定への影響力大きいようにうかがわれる」とロイヤルバンク・オブ・スコットランドのヘッドオブFXストラテジー山本雅文氏は語る。
<07:32> きょうの予想レンジはドル94.90―95.70円、ユーロ122.60―123.50円
きょうの予想レンジはドル/円が94.90―95.70円、ユーロ/円が122.60―123.50円、ユーロ/ドルが1.2860―1.2960ドル。前日のNY市場が感謝祭のため休場だったこともあり、きょうの東京時間は仲値後には動意薄となることが予想される。インドのムンバイでの同時攻撃や、アフガニスタンのカブールの米国大使館付近での自爆攻撃、タイのバンコク空港が反政府市民団体の抗議行動により機能停止に陥っていることなど、地政学リスクの高まりで、ドルの上値は追いづらくなっているという。
(東京 28日 ロイター)
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