UPDATE1: 東京外為市場・15時=ドル92円半ば、中東情勢の悪化でドル売り進む
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 92.50/55 1.3611/16 125.89/95
正午現在 92.69/74 1.3590/95 126.00/11
午前9時現在 92.72/77 1.3612/17 126.21/33
前日NY17時 92.66/69 1.3648/51 126.36/47
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[東京 8日 ロイター] 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク時間の午後5時
時点から小幅下落、92円半ばを挟んで取引されている。中東情勢が一層緊迫化している
ことなどを背景に、ドル売りが進んでいる。午後の取引では、英中銀(BOE)の金融政
策委員会や9日発表の12月米雇用統計を控え積極的には動きにくく、小幅な値動きにと
どまった。米経済への懸念のほか、日経平均株価.N225が300円超下げたことがやや
意識された。
午後3時過ぎになって、ドル/円が92円半ばから一時92円付近に急落した。イスラ
エルでのニュースが材料視されているもよう。イスラエル側は、レバノンからロケット弾
が打ち込まれたとみている。事実ならば、レバノンからイスラエルにロケット弾が打ち込
まれるのは2006年以来。一方、レバノン当局筋は、3―5発のロケット弾がレバノン
からイスラエル北部に発射された、としている。その報復として、イスラエルがレバノン
に砲撃したとの情報もある。
午後の取引では、本邦証券や信託銀の売りが断続的に出ており、ドル/円、クロス円と
も下落方向が続いた。米オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)子会社など
が集計した12月ADP全米雇用報告が悪化したことで、米雇用情勢の一段の悪化も予想
される。本邦証券の豪ドル/円売りも断続的に出ていたという。市場ではドル/円につい
て「ゆっくりと90円を目指す展開は変わらない」(大手証券)とみられている。
日経平均が300円超下落したこともやや意識され、午後中盤の取引では「軽い円買
い」(外銀)との見方も出ていた。きょうは仲値公示以降は「全般的に下値試しの方向」
(同外銀)との見方で一致しているようだ。ドル/円は下値92円付近に買いオーダーも
あるが、夕方にかけて92円を割り込んだ。上値では「93円半ばから94円半ばは売り
場」(同大手証券)との見方が出ている。
ロイターのエコノミスト調査によると、イングランド銀行(英中銀、BOE)は8日の
金融政策委員会で、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き下げるとの見方が大勢。
調査は08年12月29日─09年1月5日に61人のエコノミストを対象に実施。61
人のうち59人が8日の利下げを予想している。予想される利下げ幅は50bpが41人
となった。政策金利が50bp引き下げられ1.5%となれば、1694年の英中銀創設
以来の低水準となる。
外銀筋は、利下げ幅が50bpに満たない場合、「利下げをするほど状況は悪くないと
の見方が浮上する可能性もあり、すぐに失望売りにはならないのではないか」との見方を
示す。英ポンド/ドルは1.5050ドル付近でもみあっている。
米財務省が前日実施した3年債入札が不調な結果に終わったことを受けて、米国債が軟
調だった。指標となる米国債10年物US10YT=RRの利回りは、前日NY市場終盤の
2.48%から一時上昇した。米財務省は7日、過去最高となる300億ドルの3年債入
札を実施。応札倍率は2.21倍と昨年12月に実施された前回の入札(2.15%)を
上回ったものの、事前予想ほどではなかった。
外国中銀を含む間接的応札者による落札額は全体の約28%を占めた。昨年12月の入
札(約35%)を下回ったことで海外投資家の米国債需要について不透明感が広がった。
外銀筋は「米国債は昨年12月半ば頃まで資金逃避先とみなされていたが、利回りが低下
し過ぎたことと、供給過多懸念もあり、今後は一方的な価格上昇は難しい」と指摘する。
米財務省は、国債発行需要の急拡大を背景に、停止していた3年債の発行を昨年11月に
再開した。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)
(takeshi.yoshiike@thomsonreuters.com; 03-6441-1794; ロイターメッセージング
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