アジア通貨動向(8日)=総じて下落、ウォン・ルピアが主導

2009年 01月 8日 16:57 JST
 
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 [シンガポール 8日 ロイター] 8日のアジア通貨市場は総じて下落。世界的なリセッション(景気後退)への懸念が再燃し、アジア各国で株安となるなか、特に韓国ウォンとインドネシアルピアが下落している。

 ウォンKRW=は前日終値から3%下落し1米ドル=1304.8ウォン。1月の輸出が、前年比17.4%減となった前月よりも悪化するとの政府見通しが、同国経済のリセッション入りに対する懸念を浮き彫りにした。

 アジア通貨の中で、ウォンは相場は最も下げている。対ドル下落率は年初来で約5.5%、昨年は25%下落した。

 ただ、多くのアナリストは、ウォンの最悪期は過ぎたとし、今年は外国人投資家が次第にソウル株式市場に戻り、ウォンは着実に回復するとみている。

 一方、12月の米民間雇用統計が弱い内容となったことや、企業業績への懸念によるリスク回避の高まりを反映し、MSCIアジア太平洋株指数(日本を除く).MIAPJ0000PUSは4%下落している。

 インドネシアルピアIDR=は1%下落し1米ドル=1万0900ルピア。前日は、政策金利の50ベーシスポイント(bp)引き下げで海外勢が債券買いにまわり、ルピアは2カ月ぶり高値に上昇した。

 一部の海外投資家には、対ルピアでドルのショートポジションを巻き戻す動きがみられるという。

 台湾ドルTWP=TPは0.5%安で33.151台湾ドルに下落。前日の予想外の利下げに反応している。

 マレーシアリンギMYR=は3.5375リンギで3週間ぶり安値。あるトレーダーによると、他のアジア通貨同様、寄り付きからドル高で推移している。

 人民元CNY=CFXSは、前日終値からほぼ変わらずの6.8345元付近で推移。長期的は上昇基調に変わりはないものの、今後数週間は小動きとの市場の見方を受けている。

 

 *0621GMT(日本時間午後3時21分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 シンガポールドル    1.4833

 台湾ドル      33.085

 韓国ウォン     1332.30

 タイバーツ       34.90

 フィリピンペソ     46.82

 インドネシアルピア 10890.00

 インドルピー     48.70

 マレーシアリンギ   3.5315

 人民元        6.8342

 

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