〔外為マーケットアイ〕ドル91.20円付近、1.420%への円金利上昇の影響限定的
〔外為マーケットアイ〕
<14:17> ドル91.20円付近、1.420%への円金利上昇の影響限定的
ドル/円は91.20円付近で下げ渋り。円の長期金利が1.420%まで上昇したが、市場では、為替への影響は限定的との声が出ている。「財政悪化懸念を背景に円金利が上昇しているが、国債増発でも日本の場合は国内消化が可能とみられ、円売り材料としては弱い。むしろ、円債で利回りが確保できるなら国内機関投資家は外債投資を減らして円債に振り向けることで円売りが減る可能性がある」(住友信託銀行マーケット・ストラテジスト、瀬良礼子氏)との声が出ている。
一方で、円金利上昇による円押し上げ効果も乏しいという。「『良い金利上昇』ではない」(大手銀行)ことに加え、「政府が無茶な財政拡大を強行するとは考えにくく、金利上昇余地は当面1.6%程度まで。絶対水準の低さもあり、円買いの材料にはなりにくい。円を買いたい向きの口実になる程度か」(住友信託、瀬良氏)との声が聞かれる。
<13:53> ドル一時91.07円に下落、クロス円でも幅広く円買い
ドル/円は91.07円まで下落。クロス円も売られ、ユーロ/円は134.90円まで、豪ドル/円は82円後半まで売られて幅広く円買いが進んでいる。「輸出企業の売りに加え、アジア株安を受けたクロス円の売りも出て、ドル/円の下押し圧力になっている」(大手銀行)との声が聞かれる。
日経平均.N225が120円安となっているほか、上海総合指数.SSEC、ハンセン指数.HSIも1。6%を超える下げとなっている。
<12:30> 豪ドル一段安、テクニカル注視の売り需要も
豪ドル/米ドルは一段安。一時0.9099ドルまで下落し、2週間ぶりに0.91ドル台を割り込んだ。市場では、午前のオーストラリアの経済指標をきっかけとする大幅利上げ観測後退に加え、豪ドル/円AUDJPY=Rにテクニカル面に着目した売りが出やすくなっていることを指摘する声が出ている。豪ドル/円は指標発表直後につけた高値84円前半から83円前半まで1円超の下げとなった。
オーストラリアのスワン財務相が、豪経済は依然として潜在的な経済能力に達しておらず、インフレ圧力も抑制された状況が続いていると発言したことが手掛かりとする声もあった。
<11:41> ドル91.40円付近で上値重い、月末意識した輸出企業の売り
ドル/円は91.40円付近で上値の重い推移。「月末要因で朝方から輸出企業の売りが先行しているほか、米長期金利が3.5%を割り込み金利面からのドル/円のサポートも薄れている」(邦銀)という。一方で日本の長期金利は前日に続いて1.405%をつけている。
ドル/円は9月下旬にも92.55円で戻りの上値を押さえられた経緯があり、今回の戻り局面でも92円台で3日上値を阻まれたことから92円台の上値の重さが意識されており、ドル/円を買い上がるムードには乏しいという。
<10:20> ドル91.33円まで下落、クロス円が軟調
仲値公示を経てドルは一時91.33円まで下落。豪ドルや英ポンド売りが対円にも波及、クロス円全般の下げが円買い圧力となって、ドル/円を押し下げているという。ドル/円の下値に控える「ストップロスを狙った売りも出ている」(外銀)との声もあった。
<10:08> 英ポンド1.63ドル半ばへ下落、英政府がRBSなど分割・売却との報道
英ポンド/ドルGBP=D4が1.64ドル前半から1.63ドル半ばまで急落。英紙インディペンデントは28日、英政府がロイズとRBS、ノーザンロックの3行を分割、一部業務を売却すると伝えた。ただ、報道では同時に新たな金融機関3行を作るとしている。英ポンドは1.63ドル半ばで下げ止まっている。
<09:42> 豪ドル0.9141ドル付近へ反落、11月利上げは0.25%との見方に
一時0.9208ドルまで上昇した豪ドルがじりじりと0.9141ドル付近まで反落。第3・四半期CPIが「ほぼ予想通りの強さだった」(邦銀)ことで、11月にオーストラリア準備銀行(中央銀行)が開催する理事会で0.5%の利上げの可能性を織り込みつつあった金利市場で、利上げを織り込む動きが後退。11月の利上げ幅は「0.25%の可能性が高まった」(外銀)という。
<09:32> 豪ドル0.92ドル前半へ上昇、CPIは予想上回る
オーストラリア連邦統計局が発表した第3・ 四半期の消費者物価指数(CPI)は前期比1.0%上昇、前年比で1.3%の上昇と、事前予想の前期比0.8%上昇、前年比1.1%上昇をともに上回った。豪ドル/米ドルAUD=D4は発表前の0.9185ドル付近から0.9208ドルまで一時上昇した。
<09:15> ドル91円半ば、輸出企業の売り
午前9時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の91円半ば。朝方の取引で一時91.60円まで下落した。この日は実質的な月内最終売買日に当たり、朝方の取引では輸出企業など実需筋の売りが先行しているという。
午前9時時点のクロスレートは、英ポンド/円GBPJPY=Rが150.22/31円、豪ドル/円AUDJPY=Rが84.09/15円、NZドル/円NZDJPY=Rは68.21/32円付近。
<08:42> ユーロの調整度合いがドル/円を左右か、欧州金融機関の決算発表に関心
市場では、調整色の強まってきたユーロの動向に関心が集まってきた。前日の取引でユーロは、下値を押さえていたアジア勢の買いを突破し、一段の売りを誘発するストップロスを相次ぎ巻き込み大きく下落。「海外ファンドを中心としたまとまった売り」(都銀)に、一時1.4769ドルをつけて2週間ぶり安値を更新した。26日につけた1年2カ月ぶり高値1.5064ドルからの調整幅は2日間で300ポイント近くに広がった。ユーロに一段の調整があれば、ユーロ/円やドル/円の値動きに影響を与える可能性が高くなるという。
その手掛かりとなりそうなのが、来月初旬にかけて続く欧州金融機関の決算。事前予想では、投資銀行部門の堅調ぶりなどから底堅い業績を見込む向きが多いものの、一方で欧州新興国向け融資問題や不良債権問題などに起因する今後の業績悪化リスクを想定する声も出ている。ロイターの調べでは、きょうのサンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)に続き、29日にスタンダートチャータード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)とドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)、3日にUBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、4日にソシエテジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)、5日にBNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)とコメルツ銀行(CBKG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、9日にHSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、10日にバークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、11日にRBS(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)が決算発表の予定。
<07:45> きょうの予想レンジはドル91.40―92.20円付近、実質月内最終売買日で実需売りか
きょうのドル/円JPY=の予想レンジは91.40―92.20円付近。海外市場の流れを引き継ぎ、ドル/円は上値の重い展開となる見通し。この日は実質的な月内最終売買日に当たり、アジア時間の取引では「実需の円転需要が強まる可能性がある」(都銀)ことも、上値を押さえる要因となる。
海外の取引でドルは一時91.68円と2日ぶりの安値を更新。米国で行われた2年債入札が「予想を大きく上回る好調ぶり」(外銀)だったことなどを受けて米金利が大きく低下、上昇基調にあったドル/円の売り戻しを誘発したという。
(東京 28日 ロイター)
全スポットレート(ロイターデータ)FX=
アジアスポットレート(同)AFX=
欧州スポットレート(同)EFX=
クロス円レート(同)JPYX=
クロス円の時系列レート(同)JPNUJPNXJPOAJPOD
通貨オプションFXVOL
スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)D4FX=
スポットレート(RTFX)FX=RTFX
スポットレート(日銀公表)TKYFX
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