為替こうみる:EU首脳会合次第でユーロ1.30ドル・ドル94円も=日興コーディアル証券 松本氏
<日興コーディアル証券為替ストラテジスト、松本圭史氏>
きょうから始まるEU首脳会合をにらんでユーロの地合いは弱く、下値模索が続いている。EU首脳会合ではIMFと欧州とでギリシャを支える方針が打ち出されるとみているが、あいまいなスタンス表明だけにとどまればユーロは1.30─1.32ドルを目指す可能性がある。具体的なスキームなどに踏み込めばいったんは下げ止まる可能性もあるが、戻りの天井は1.36ドル程度。ショートカバーの範囲内で、下向きのトレンドを転換するには至らないだろう。
ユーロ/ドルが売られると、ドル買いがドル/円に波及する可能性がある。ユーロが1.30ドル付近まで下落する場合には、ドル/円は94円程度まで上値余地が出てくる。ただ、これは短期的な動きにとどまるとみており、ユーロ売りでドル/円のレンジの上方修正につながることはないだろう。
(東京 25日 ロイター)
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