東京外為市場・15時=ドル一時84.30円まで上昇、その後は反落
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 83.88/92 1.2684/85 106.41/44
正午現在 84.22/24 1.2652/53 106.55/58
午前9時現在 83.90/94 1.2676/80 106.37/42
NY17時現在 83.81/85 1.2696/98 106.34/39
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[東京 10日 ロイター] 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時
点から小幅高の83円後半。一時84.30円まで上昇して今月6日以来のドル高/円安
水準をつけた。しかし、上値を買い上がる動きは限られ、午後3時過ぎには83円後半へ
反落した。
米金利が急上昇してドルが広範に買われた海外市場の流れを引き継ぎ、東京市場でもド
ル/円は買いが先行。朝方の83円後半からじりじりと上昇して、海外高値を上抜けた。
この日は実需の売買が集中する5・10日でドル需要が高まりやすかったことに加え、週
末を控えてドルが切り返したことで、短期筋の利益確定も入りやすかったという。
ドルは対円以外でも買いが先行。ユーロ/ドルは一時1.2642ドルまで売られて
31日以来の安値をつけた。
朝方の取引では、日本振興銀行が経営破たんしたことを受けて「一部海外勢が円を売り
仕掛ける動きもあった」(外銀)。しかし、振興銀は決済用預金や普通預金を取り扱わず、
決済機能もないため、多くの関係者は「特殊なケースで相場への影響はない」(都銀)
との見方で、円相場への影響も限定的だった。
<中国が元高誘導・利上げ観測も>
中国人民銀行(中央銀行)はこの日、人民元CNY=CFXSCNY=SAEC基準値を1ドル=
6.7625元と、2005年7月の切り上げ後の最高値に設定した。米国では16日に
ガイトナー米財務長官が下院歳入委員会の公聴会で人民元に関する政府見解について証言
を行う予定で、「政治的な元高」(大手証券)が進む可能性があるとの声が出ている。
日興コーディアル証券エコノミスト、白岩千幸氏は「人民元高はサマーズ国家経済会議
(NEC)委員長の訪中前後から始まっており、米国からの非難をかわしたいとの意向だ
ろう。ただ、人民元高には限度があり、年内に2─3%上昇する程度」と話している。
一方、中国国家統計局の高官は9日、8月の主要経済指標の発表を11日に前倒しする
ことを明らかにした。市場では「消費者物価指数(CPI)などがかなり強く、利上げが
行われるためではないか」(別の外銀)との声が上がっている。
(ロイター 基太村真司記者)
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