シドニー外為・債券市場=豪ドル堅調、中国の輸入急増を好感
[シドニー/ウェリントン 10日 ロイター] 10日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場は、中国の輸入急増を眺めて安心感が広がり、堅調に推移した。
この日発表された8月の中国貿易統計によると、輸入は市場予想を上回る伸びとなった。中国はオーストラリアにとって最大の貿易相手国。
豪ドルの対米ドル相場AUD=D4は1豪ドル=0.9225米ドル前後で終了。薄商いの中、狭いレンジ内での取引となった。
ランキン・トレジャリー・アドバイザリーのデレク・ランキン氏は「週初はリスク懸念が後退したが、週末にかけて再び戻ってきた。ただ、相場の動きは激しく、また消えてしまうこともあり得る」と指摘した。
米ドルが週末にかけて強含み、豪ドルの上値を抑えたことから、豪ドルの上げ幅は前週末比ではわずかにとどまった。
一方、豪ドルは対ユーロEURAUD=Rでは続伸、1ユーロ=1.3711豪ドルまで値を上げた。
豪ドルは高めの国内金利にも後押しされ、他の通貨に対しても上昇。堅調な雇用統計を受け、市場では追加利上げの見通しが一段と強まった。
先物市場<0#YIB:>では、豪中銀が年末までに政策金利を4.75%に引き上げる可能性を60%織り込んでいる。数週間前には利下げの公算が取りざたされていた。
豪債券先物相場は軟化。3年債先物YTTc1は0.030ポイント安の95.35、10年債先物YTCc1は0.040ポイント安の95.035だった。
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