シドニー外為・債券市場=豪ドルは安値圏から小戻す、債先は下げ渋る
[シドニー 18日 ロイター] 18日のシドニー外国為替市場の豪ドルの対米ドル
相場<AUD=>は、米金融セクターの安定性に関する懸念の再燃を受けて、安値圏から小戻し
た。ただ、商品相場の下落と不透明な金利見通しが上値を抑制した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住
宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)が新株発行を通じて最大100億ドルの増資
を検討していると報じた。この報道を受けて18日のアジア株式は下落し、米ドルを押し
下げた。
0610GMT時点では、1豪ドル=0.9722―24米ドルと、日中安値の
0.9705米ドルを上回った。ただ、前日終盤の0.9768―72米ドルからは下落
した。
コモンウェルス銀行の上級通貨ストラテジスト、リチャード・グレース氏は「旺盛な商
品需要やタイトな労働市場を背景に、豪ドルの見通しは依然として明るい」と述べた。
スティーブンス豪中銀総裁は16日、同国の金利はおそらくピークを打ったことを示唆。
これを受けて、市場では次の動きは利下げかもしれないとの観測が高まった。
金融市場は、向こう12カ月間の豪利下げの可能性を40%織り込んでいる。だが、ス
ティーブンス総裁は、良好な交易条件によって景気が大きく押し上げられる可能性がある
とも指摘。このため、アナリストらは慎重な姿勢をとっている。
債券先物は下げ渋り。金融セクターへの懸念から、安全性の高い国債に買いが入った。
〔豪ドル/米ドル〕
0610GMT 0.9722―0.9724
0200GMT 0.9711―0.9713
前営業日終値 0.9768―0.9772
〔10年債先物9月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)
0610GMT 93.665(-0.040)
0200GMT 93.660(-0.045)
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